暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
最終章 決着編
第56話『悲しい運命が終わる時なの』
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せません。私のディストーションシールドで抑えています。遥か昔に滅んだ旧世界、アルハザード。貴方程の魔導師が何故そのようなお伽話に縋るのですか?」
「アルハザードは実在する。次元と次元が交差して歪んだ先、アルハザードは確かにそこにある。」
現地入りしたリンディが次元震を抑制し、プレシアと対話していた。
「仮にあったとして、貴方はそこで何を?」
「無論、アリシアを蘇らせるわ。そして、失われた時間を取り戻すの。」
リンディの質問にプレシアが答えると、
「一度失われた時間を取り戻すことなんて、出来るものか!」
扉を蹴破り、クロノと雅が現れ、
「クロノ君、駆動炉は停止させたよ!」
なのはとユーノもやってくる。
「どんなにつらいことがあっても、それを逃げていい言い訳にしてはならない!失われた命も時間も、取り戻すことなんて誰にも出来ない!人は皆大事なものを無くしながら生きている。取り戻すことなんて、不可能なんだ!」
「くだらないわ。…ッ」
クロノの熱弁をプレシアは一蹴するが、持病により吐血し、隙を見せる。その時、
「母さん!」
フェイトとアルフもやってくる。
「あなたに、伝えたいことがあって来ました。」
「…今更何の用?」
「私、フェイト・テスタロッサは、確かに貴方の娘ではないかもしれません。貴方に作られた、偽物かもしれません。でも、私はあなたの為に、あなたを守りたい!それは私があなたの娘だからではない。あなたが、私の母さんだから!」
フェイトは手を伸ばしながら自分の意思を自分の言葉でプレシアに伝える。しかし、
「……ふっ、くだらないわ。」
プレシアはその言葉を一蹴する。そして、ジュエルシードを活性化させてディストーションシールドを破壊し、自ら虚数空間に飛び込む。
「このままじゃ!?」
雅は咄嗟になのは達に白紙のカードを渡し、
【WORLD HOPE-MAHOU SYOUJO LYRICAL NANOHA-】
雅はなのはの世界のワールドホープを発動。そして、
【CHANGE RIDE-OOO DRIVER-】
「変身!」
〔タカ!クジャク!コンドル!♪タ〜ジャ〜ドル〜!〕
オーズ タジャドルコンボに変身し、虚数空間へ飛び込む。そして、しばらく経ちオーズは帰還する。
「プレシアは最後までこちらに抵抗し、次元の彼方へ消えました。」
変身を解除した雅は報告する。そして、ワープのカードを取り出す。
「君はこれから?」
「僕はもう去らないと。事件が正しく進んだ以上、僕がいればそれ自体が世界の異変となりますから。」
「まるで、プレシア・テスタロッサを死なせる方向に向かわせたみたいな言い方だな。」
「そう受け取っても構いません。」
【ATTACK RIDE-WARP-】
雅はクロノと会話を、なのはの世界から去る。
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