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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第五十二話 合流 2
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、少しヘコみ気味に謝る。

「いいわよ。確かに、そういうに気にするお年頃だもんね」

シャマルが笑って言う。だが、すぐに真顔になる。

「でも、身体に異変があったら、どんな小さな事でもすぐに言うのよ?例え夜中でも、私のところに来ないとダメだからね」

シャマルは本当にみんなの事を心配している。

その昔、なのはの身体の不調に気づかずに大怪我をさせてしまった事を、今でも後悔している。

だから、同じ過ちを繰り返さない為にも、くどいくらいに言っているのだ。

「はい、分かりました」

アスカも、それは充分に理解している。

だから、次からはすぐに医務室に来ようと思っていた。

(でも……ちょっと怒ったシャマル先生も、カワイイんだよね)

まだまだ余裕のあるアスカであった。





アスカside

一悶着あってから、オレはシャマル先生と一緒に食堂にきた。

すでに隊長や、フォワードメンバーや早出のロングアーチメンバーも食事をしている

シャマル先生はすぐに部隊長達のテーブルに向かう。

何となく、オレはその隣の隊長のテーブルを見る。

高町隊長とハラオウン隊長に挟まれて、ヴィヴィオがご満悦でオムライスを食べていた。

「ん?」

オレはヴィヴィオの皿を見て、ちょっと唸った。

なぜなら、ヴィヴィオはピーマンの切れ端を皿の隅に寄せていたからだ。

「やれやれ、だな」

苦手なのは分かるけど、好き嫌いは良くない。だからと言って、無理矢理喰わせるとトラウマになる可能性があるからな。

と言う事で、オレは一計を練った。

「おばちゃん、ちょっといいかい?」

オレは調理室のおばちゃんに声を掛けた。

「あいよ、なんだい?」

「あのさ……」

ゴニョゴニョとオレはおばちゃんに耳打ちする。

「本当にそんなの作んのかい?」

オレのオーダーに、おばちゃんは眉をしかめる。オレは何も言わないで、チョイチョイとヴィヴィオを指さした。

「あぁ……そう言う事かい。あんたも難儀な性格してんねぇ」

オレの考えている事を察してくれたおばちゃんが呆れたように言う。

「うまく行けばいいんだけどね」

呆れながらもおばちゃんはすぐに料理を作ってくれた。

山盛りの料理を手に、オレは隊長の隣のフォワードのテーブルについた。

「あ、アスカさん……なんですか、それ?」

オレの料理を見た途端、エリオがツッコミを入れてきた。

いやいや、エリオ君?それはコッチの台詞ですよ?

「いや、待てエリオ。何で当たり前のようにパスタタワーが3つもあるんだよ?」

スバル、エリオ、ギンガさんの前にそびえ立つパスタの塔にオレは唖然とする。

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