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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica28-A覇王の記憶〜Memory of an encounter〜
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、たとえSランクの魔法が相手でも、Cランクの魔法で勝っちゃうんです。・・・お父さん、こんな説明でいい?」

番長さんとミカヤさんの質問に答えたフォルセティさんからの確認に、「ああ。魔法による干渉を一切許さず、しかし一方的に干渉できるのが魔術となる」とルシルさんが返しました。全ての魔法を無力化できる魔術。オーディンさんの強さはおそらく、そこにあったのでしょう。

「すごいっスね、それ! そんなんでインターミドルとか他の競技会に出れば優勝間違いないっスよ! おいおい、フォルセティ。インターミドルにゃ男子の部があんだろ。出りゃよかったじゃねぇか」

「あー、うん。でも僕はヴィヴィオ達の応援とサポートをするって決めたから。それに魔術には魔法と違って非殺傷設定がないんです」

「魔術は、魔法より古い体系でね。魔法以上に戦闘特化している所為で、対人には扱ってはいけないと、俺もフォルセティも自身にルールを課しているんだよ。魔術は殺しのためにあるからな」

「マジっスか、こえー」

番長さんが僅かに引いているところ、「コホン。話の腰を折ってしまったわね。続けて、アインハルト」とヴィクターさんに促され、ジークリンデ選手も「お願いや」と頷きました。私は「はい」と頷き返し、話を戻した。

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