暁 〜小説投稿サイト〜
Fate / the beelzebub comes.(魔王来たりて)
第6話 暗中飛躍
[6/6]
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
?」
「ぐ・・・・」
「まぁ、それはそうと明日はコレを持ってけ、シロウ。」
俺は、“蔵”から取り出したある物を、シロウに向けて放った。
ソレは綺麗な放物線を描いて、シロウの手元に収まった。
「っと、コレは―――弁当箱?・・って言うか、重箱かよ(汗)」
「ソレは俺がさっき拵えた弁当だ。こっちの世界の料理を覚えるついでに作ってみたんだが、
良かったら感想でも聞かせてくれ。」
「え?コレってシリウスが作ってくれたのか?・・・でも、何時の間に・・・台所使ってなかったよな?」
「ああ、亜空間にキッチンを備え付けてある場所があってな、そっちで作ったんだよ。」
「シリウスって、本当に何でもありだよな・・・(汗)」
「まあ、シリウス様ですし・・・」
どういう意味だ、それは?
「それにしても、量が多すぎないかコレ?軽く3〜4人分はあるぞ?」
「お前はもっと食を太くする努力をしろ!鍛錬をするにしろ、頑強な身体を作るには大食漢である事は必須だ。
身体に込められるエネルギーが違うからな。」
ま、こっちの世界のレシピを習得するのが楽し過ぎて、思わず作り過ぎたってのもあるんだがな。
「・・・・。」
「納得してないって面だな?魔力で能力を強化するにしても、元々の能力を高めて置くのは必要な事だし、
魔力を効率良く流すにも血液の循環が良いってのは重要なんだよ。ま、騙されたと思ってやってみるんだんな。」
「まあ、今は魔術の基礎云々は置いといて、そろそろ睡眠を摂りませんか?
サーヴァントである私や、マスターは兎も角、坊やは明日に響くわよ?」
「・・・そうだな。」
時計を見れば、既に23時を回っていた。
「取り敢えずは明日からという事で、今日はゆっくりと寝るとするか・・・」
久し振りの暖かい寝床だからな、じっくりと堪能するとしよう。
俺は自室へと戻り、その柔らかさを堪能しながら、布団へと潜り込んだ。
TO BE CONECTED
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ