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ソードアート・オンライン〜Another story〜
マザーズ・ロザリオ編
第268話 統一トーナメント
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れは我が家だから 安全な圏内。それも圏内な上に、絶対無敵の防壁に守られた場所だから安心感Maxなのだ。
でも不意に玲奈の言葉が頭の中をよぎる。
丁度一騒動終えて、玲奈も大分落ち着いてきて、明日奈がログアウトし、自分も戻る直前の時だ。
『……私はリュウキ君の違った一面も勿論に好き。……大好き。それに、私は知ってたよ。だって、全部見せてくれたから。リュウキ君は。……それに私の事も、見てくれた。ずっと、傍にいてくれた』
そう、かつて心が折れそうだったあの時に、確かに素の自分を見せた事があった。弱い所も全部、玲奈には曝け出すことが出来たんだ。……流石にその時だけに限る、ではあるが。
後、きっと玲奈は 妬いちゃった自分自身がちょっとばかり恥ずかしくて、それを紛らわせようと、本音をフルオープンした様だ。隼人と二人きりだからできた事である。
勿論、隼人も今回はユイもアスナも爺やさんであるジンもいないから、直ぐに行動に移せた。玲奈をそっと抱き寄せて、自分自身の身体も玲奈に預けた。
玲奈の丁度 頭の部分に、自身の額を乗せる。言葉で伝えるより気持ちを全面に出そうとさせながら。
「ほほほ。里香お嬢様、アルゴお嬢様でなかった事が何より、でございましょう? 明日奈お嬢様や玲奈お嬢様のお2人はきっと胸の内に留めておく、と推察されます。……坊ちゃんの事を独り占めしたい、と言う気持ちはお2人にもあるのでしょう。……明日奈お嬢様は、和人様の手前、公にするとも考えにくいかと思われます」
「……うん。正直な所 あの2人だけでよかった、って思ってるよ。 他のメンバーがいたらって思うと……ほんと、頭が痛くなりそうで……」
「坊ちゃん? それは俗にいう『フラグがたつ』と言うものだと思われますが、……ご安心を。私めは対処法も心得ておりますので。ご注意を」
「え、あ、あー うん。そう、だね。……気を付けないと」
ある意味綺堂氏も人外も良い所だ。
〜しなくてよかった。〜に見つからなくてよかった。〜にバレなくてよかった
これらは、口にするだけで、綺堂が言う様に 所謂『イベントが起きる為の条件が全て整った』と言う様なもので、不可避となってしまうのが宇宙の意思。
でも、それをも超える存在なのが隼人の爺や……綺堂氏なのだっ!
―――と、大袈裟に言ってみたが、綺堂の言葉には絶対の信頼、そして安心があるから 隼人もリラックスが出来て、これ以上ボロが出ないようにする、と言うのが真相である。(……多分)
〜 ALO 新生アインクラッド 第22層 リュウキとレイナの家 〜
数日後。
因みに、正直
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