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前世の知識があるベル君が竜具で頑張る話
おでかけ
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そして十秒ほどして………。

「男子の頬にすら負ける胸とか…あはは…はぁ…」

「………………女性は胸じゃないですよ?」

「うるっさいなぁ!」

ガバッと振り返ったティオナがさっきよりも雑にベルの頬を弄る。

「みゃぅみゃぅ……フォローするなら、筋肉がちゃんとついてるってこ…」

「この憎たらしい頬めぇ…!」

「みゃぅー……」

ムニーっとベルの頬が両側に引っ張られる。

「ほら、二人とも遊んでないで行くよ」

「ふぁい…らんひょー…」

「はーい」

そして再び、パーティーは進み始めた。
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