暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
最終章 決着編
第54話『大変!新たな魔法使いなの』
[2/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
実動で動いているのが三つ。補助が二つって所。話し合いが出来るといいけれど。」
「出来ない場合は捕らえる。僕が直接現地へ向かう。」
「気をつけてね。実動は二つがA+、一つは補助に関してはオーバーSだから。」
「何、慣れてはいる。それに、思考や対話はランクでは測れない。」
ここは時空管理局の艦船アースラの内部。執務官のクロノ・ハラオウンがオペレーターのエイミィ・リエッタと話をしていた。

その頃、フェイトは─
「母さん、まずこれが回収したジュエルシードです。」
自身の故郷、時の庭園に着き、大広間に入ったフェイトは二つのジュエルシードを渡す。
「それで、連絡で話したこのロストロギアだけど…」
フェイトは母、プレシアにディロードライバーを見せる。
「これね…」
プレシアはディロードライバーに触れる。すると、
『非適合者を確認、殲滅開始』
ディロードライバーから警戒音が鳴り爆発性の金属片が放たれる。プレシアとフェイトは咄嗟に離れディロードライバーを中心に防護壁を展開して爆撃を回避する。
「フェイト、これはどういうことかしら?」
「…そんな!?」
フェイトは驚く。
「まさか何も調べずに持ってきたわけではないでしょうね?」
「ごめんなさい、母さん…」
手元に戻ってきたディロードライバーを見てフェイトは謝る。
「それよりも…」
プレシアは声色を変え、自身が持つ杖型のデバイスを魔力の鞭に変え、あろうことかフェイトを打つ。
「あれだけの期間でたかだか二つ。ねえフェイト、あなたは母さんを悲しませたいの?」
プレシアは更に力強くフェイトを鞭打つ。
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…」
フェイトはただ、謝ることしかできなかった。

プレシアが大広間から出るとアルフは人間態に変身し、プレシアを睨みながら大広間へ入り気絶しているフェイトに駆け寄る。
「フェイト、大丈夫かい?」
幾多にも及ぶミミズ腫れの跡を見たアルフはフェイトを抱きかかえる。
「…大丈夫だよ、アルフ。私、強いから…」
意識を取り戻したフェイトはアルフを見て言う。
「だけど…このままじゃフェイトの身が保たないよ!」
アルフは心配して言う。
「大丈夫。それよりも、次のジュエルシードを探さないと。」
フェイトは立ち上がり、地球へ向かった。

時は夕方、なのはとフェイトは向かい合っている。
「そのジュエルシードは、ユーノ君の物なの。だから…」
「母さんの為にも、それを回収しないと。」
なのはとフェイトは武器を構えて見合っている。そこには、未覚醒のジュエルシードがあった。そして、二人が突き進んだ瞬間、
「そこまでだ!」
転移して来たクロノが二人のデバイスを掴む。
「誰っ!?」
なのはは驚く。
「時空管理局だ!君たち、本部まで来てもら
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ