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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第44話 3大勢力のトップ襲来!戦いの終わり
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力の力を上昇させたから出来た事です」
「そういや赤龍帝は他人にも倍加の力を分け与える事が出来ると聞いていたな……一瞬感じた凄まじい滅びの魔力はそれだったのか」


 実際はコカビエルは灰になってしまったのですが、それは隠しておくことにします。イッセー先輩ですら分からない事なのに余計な事を言ってしまってボロを出すのはマズいですから。


「ならば早急に事態の収拾を図らなければならないね。リアス、君は女王を連れて今回の事件の全貌をもう一度話してほしい。ソーナ君も悪いが一緒に冥界に来てくれ」
「魔王様、私の眷属が……」
「心配しなくていい、君の眷属はグレイフィアに頼んで悪魔が管理する病院に運ばせているから安心してくれ」
「匙君も同じように病院に送ったから安心して、ソーナ」
「良かった……」


 ソーナ会長は自分の眷属達が無事だと分かって安心したのか泣き出してしまいました。


「さて、俺もけじめをつけてくるか。まずは教会への謝罪と状況の説明が先だな。ミカエル、協力してもらえるか?」
「無論です、それに天界に報告しなかった教会の上層部にも罰を与えないといけませんからね……ゼノヴィア、紫藤イリナ、今回はご苦労様でした。貴方達の働きは主も見ていられた事でしょう」
「あ、あの……ミカエル様、エクスカリバーは……」
「大丈夫です、核さえ無事ならまた錬金術で作り直せます。それよりも貴方達はもうしばらくこの町に滞在していていただけませんか?」
「どうしてでしょうか?」
「万が一その上層部の方々が暴走して貴方達に危害を加えかねませんからね、事が終わるまではこの町にいて頂きたいのです」
「私達の為にそのような事まで……ミカエル様、ありがとうございます」


 ゼノヴィアさんとイリナさんは手を組んでミカエル様に感謝の言葉を言いました。


「さて俺達は行くとするかな。赤龍帝、お前にも世話になったな、この礼は改めてさせてもらう。個人的にはお前さんには興味があるから堕天使側に付くってんならいつでも歓迎するぜ」
「アザゼル……とはいえ貴方に感謝しているのは私も同じです、もし何か困ったことがあるのであれば出来る範囲で力を貸すことを約束しましょう」
「それは光栄です」


 アザゼル様とミカエル様はそう言うと、魔法陣を宙に浮かべて消えてしまいました。


「さて、僕も自分の仕事に入るとするかな……おっと、そうだ」


 サーゼクス様も魔法陣を使って冥界に移動しようとしましたが、何かを思いついたようにイッセー先輩の方に視線を向けました。


「兵藤一誠君、悪魔や他の勢力にとって赤龍帝という存在は波乱の中心になるはずだ。もし会合が行われるのであれば君にも人間代表で出席してもらうかも知れない、その時は来てもらって
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