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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第83話:選ばれし子供達緊急出動
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んなことが起こらなきゃ、最高のクリスマスだったんだけど…」

「このデジメンタルのおかげで助かったわ。ダークタワーの影響を受けずに進化出来るもの」

「性格は最低だけど技術力だけは高いようだからな。利用出来る物は利用しよう」

リリモンの言葉に大輔は頷きながらアメリカの選ばれし子供達の元に向かう。

ニューヨークに現れたデジモンは基本的に成熟期が多く、暴れ出しそうになるデジモンも究極体デジモンの中でも上位に入るロイヤルナイツのデュナスモンと三大天使と同等のラジエルモンが必殺技の構えを取って脅すだけで沈黙した。

流石に絶対的強者に楯突こうとするデジモンはいなかった。

「やっぱり究極体がいるだけで凄く頼もしいわ」

「私も究極体になれればニューヨークは何とかなったんだけど…」

「仕方ないわよリリモン。私達は私達に出来ることをしましょう」

「やあ、大輔」

「マイケル!!」

「あの白いデジモンは大輔のブイモンが進化したのかい?」

デジモン達を睨んでいるデュナスモンを見遣りながら、マイケルが尋ねる。

「ああ、デュナスモン。ブイモンの進化の最強形態の1つさ」

「君のブイモンは金色の騎士デジモンが最強の姿じゃなかったのかい?」

「マグナモンは奇跡のデジメンタルを使った究極体のアーマー体なんだ。だからブイモンは2種類の究極体に進化出来るのさ」

「そうなんだ。日本の選ばれし子供は凄いね。究極体や完全体に進化出来て…世界中の選ばれし子供の中で飛び抜けているよ」

「これでもマイケル達より選ばれし子供として長く戦って頑張ってきたからな。頑張ればその分強くなるのは当たり前さ」

「じゃあ僕も頑張れば強くなれるかな?」

「勿論だベタモン。努力は裏切らないからな」

「ベタモン、僕達も頑張ろう」

「うん、目指せメガシードラモン!」

大輔の言葉にベタモンも頑張れば完全体に進化出来ると信じてシードラモンの上を目指すことに。

「大輔君、メイメイ」

「?」

「ミミさん、メイメイって…?」

「芽心だからメイメイ!!ありがとう、おかげで助かったわ。お礼にうちのご馳走食べていかない?」

「ミミさんの家の料理……………………い、いいえ。俺達は帰ったら新作ケーキを食べる予定なんで」

「だから、私達は遠慮します」

ミミの家族の味覚はかなり個性的なのだ。

だから常人の味覚を持つ自分達には少し遠慮したい。

「えー!?ん〜、まあいいわ。太一さんとヒカリちゃんと末永くお幸せに義姉弟さん達」

「「……ミミさん、気が早すぎ」」

ミミの発言にツッコミながらも芽心も大輔も悪い気がしなかったりした。

こうして大輔達は圧倒的な力でデジモン
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