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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第82話:黒幕
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寧にプレゼントを開けるとプレゼントの中身は髪留めであった。

「これ…」

「ヒカリちゃん、その髪留め気に入ってたろ?最近ボロボロになってきたって落ち込んでたからさ。だからプレゼントにさ」

「…ありがとう、じゃあ早速…」

ヒカリは今まで使っていた髪留めを外し、新しいのを着ける。

「どう?」

「うん、似合ってるよヒカリちゃん」

「私からも礼を言うわ、ありがとう大輔」

ヒカリにプレゼントを用意してくれた大輔にテイルモンは素直に礼を言う。

「ほう?お前が素直に礼を言うとは珍しい。明日はデジモンが大量発生するかもな」

「何ですって!?」

日常茶飯事となっているブイモンとテイルモンの喧嘩。

しかしブイモンは今回ばかりは本当にからかいの意味で言っただけであり、悪気は一切無かったことをここに記しておく。

「あ、そうそう…みんなに伝えとくことがあるんだ」

【?】

芽心以外のメンバーが疑問符を浮かべると、太一は芽心を抱き寄せた。

「ひゃ…」

「俺、芽心と付き合うことになったんだ。一応みんなに伝えとく」

「え?ほ、本当なのお兄ちゃん!?じゃあ、これからは本格的に芽心さんは私のお義姉ちゃんなのね!!」

「そ、その…人前ではあまり言わないで下さい…」

からかっていたとは言え、太一と芽心の交際を心から喜ぶヒカリに対して芽心は恥ずかしそうに赤面しながらも微笑んでヒカリと会話する。

ヤマト達や大輔達も最初は驚いていたが、太一達を祝福する。

そしてヤマトと空も交際することを発表し、ヤマト達も祝福を受ける。

大輔達は最悪のクリスマスだと思ったが、前言撤回だ。

最高のクリスマスだ。

「ごめんね賢君」

「え?何がですか?」

大輔達が太一達の交際のことで賑わう中、いきなりの京からの謝罪に賢は目を見開く。

「私カッとなってついバンバン言っちゃって…」

いくら頭に来たとは言え、賢の両親に対して色々言い過ぎたことを反省する京。

「いえ、寧ろあれだけ言ってもらえて僕もすっきりしました。ありがとうございます…何時も京さんの明るさに僕達は救われてるんですよ」

「本当に?」

「はい、ブイモンも口では手厳しいことを言っていても京さんに感謝してると思いますよ」

それを聞いた京が微妙な表情を浮かべる。

「あいつが〜?とてもそうは思えないんだけど…て言うか私は今でもあいつのボロクソ発言を許してないわよ!!確かに…確かに大半は事実だけどさあ!!」

「あははは…ブイモンは素直だからつい思ったことを素直に言っちゃうんだと思いますよ」

「だからって笑顔で本人に向かってドストレートに言い放つ?普通!?」

「本人は
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