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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第74話:白鎧の竜騎士
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の腕を伸ばしてくる。
「くっ!!」
跳躍してかわすが、ゴールドブイドラモンは飛行能力を持たないデジモン。
キメラモンはスカルグレイモンの腕でゴールドブイドラモンを殴り飛ばした。
「ぐあああああ!?」
「ゴールドブイドラモン!?」
勢い良く吹き飛ぶゴールドブイドラモン。
ゴールドブイドラモンは床を何回かバウンドして壁に激突する。
退化はしなかったが、ダメージが蓄積していく。
「…畜生、俺も一応、究極体に匹敵する完全体なんだけどな……」
数多くのデジモンのデータを融合させただけでなく、かつてタケル達が戦ったデビモンのデータもあるためかあの強さは3年前の量産型を超えていた。
「くそ…せめて体が3年前の状態なら…」
今は失ってしまった力があれば、ゴールドブイドラモンの状態でもキメラモンを叩き潰せる自信があった。
しかし、今の自分では…。
「でもやるしかないよな!!」
ゴールドブイドラモンは黄金の輝きを纏ってキメラモンを睨み据えた。
「大輔」
「え?テイルモン?」
傷だらけとなったテイルモンが暗黒のデジメンタルを3個渡す。
「暗黒のデジメンタルじゃないか?こんなのどうするんだ?」
「そのデジメンタルですることなんて1つしかないでしょ?それでしなさい…普通の進化を」
「普通の進化はブイモンには出来ないぞ?」
「知ってるわよ、でもブイモンの場合は出来ない状態なだけでやろうと思えば出来るんでしょ?暗黒のデジメンタルを3つ使えば究極体に進化出来るんじゃないかしら?」
「究極体…マグナモンと同じクラス…か…」
暗黒のデジメンタルを見つめながら、今も必死にキメラモンと殴り合っているゴールドブイドラモン。
それを見て大輔は声を飛ばす。
「ゴールドブイドラモン、一度戻れ!!」
「え!?何でだよ!?」
「暗黒のデジメンタルの力で進化するんだ。普通の進化だよ」
「はあ!?俺は普通の進化なんて…」
「出来る出来ないじゃねえ。キメラモンを確実に倒せる可能性があるならそれに賭けるんだ。ぶっつけ本番なんて珍しくねえだろ…」
「…へへ、そうだったな!!…とっ!!そう簡単に許してはくれないか!!」
キメラモンが口から熱線を放とうとするが、真横からピーコックモンとエレファモンが体当たりを喰らわせた。
「ピーコックモン!!エレファモン!!」
「早くするだぎゃ!!」
「奴を倒せる可能性があるなら早く!!キメラモンは私達が抑えてみせます!!」
エレファモンとピーコックモンは全力で攻撃を連射し続けてキメラモンを足止めする。
「行くぞブイモン、まず1個目だ!!デジメンタルアップ!!」
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