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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第73話:変態仮面をぶっ飛ばせ!唸れタケルの鉄拳!!
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る自信がある。

「だが、悲しいな。そして哀れむべきかな?天才の行動は全て正しくても、凡人の行動はただの愚行となり罪となるのだから」

「君さ、人が一般的に君みたいな奴を何て言うか知ってる?ナルシストだよ」

「自分に酔う。それは天才にのみ…いや、僕にのみ許される特別な行為!!」

「タケル、あいつやっぱり気持ち悪い」

「うん、僕も正直吐き気がしてきた。あんなのと兄弟だなんて賢君に同情しちゃうよ」

「そうだ…君の勇気を称えて特別に外の状況を見せてあげよう。」

治が指を鳴らすと、モニターが出現し、ゴールドブイドラモンとキメラモンの戦闘が映し出された。

「キメラモン!?」

忘れはしない。

3年前の戦いで完全体であるにも関わらず驚異的な力を発揮したデジモン。

「知っているのかい?僕のオリジナルだと思ったんだけどなあ…何だい…?信じられないかい?無理もない!けれどこれは紛れもない事実だ…キメラモンは、僕が作ったデジモンだ!!」

「デジモンを作る…?本気で言ってるのか…?」

「何だ嫉妬かい?凡人は妬むことだけは一丁前だねえ。まあいいあいつらが消されるところを特別に君に見せ…」

振り返ろうとした瞬間、タケルの拳が治にめり込んだ。

「ぐはあ!?」

「デジモンを…命を作るって…何だよそりゃあ…!?僕達がどれだけの思いをして…どれだけの傷を負ってこの世界を救ったと思ってんだよ…!!」

「何だ?このゲームをしてたのかい?なら邪魔しないでくれるかなあ?このゲームの今のプレイヤーは僕なんだ。ああ、君達がこのゲームのボスか。なら倒さなくては…あぐ!?」

「ああ、そうだね。ゲームの主人公気取りの馬鹿はさっさと叩き潰してあげないといけないね…!!」

タケルの怒りが臨界点を突破して治を叩き潰しにかかる。

「うおりゃああああ!!」

ゴールドブイドラモンがキメラモンの脳天に強烈な拳を叩き込む。

先程のように勢い良く吹き飛んでいくと思ったのだが、耐え抜いたのだ。

「何ぃ!?」

「ゴールドブイドラモン!!」

「おお、エンジェウーモン。何時の間に!?」

何時の間にテイルモンは完全体に進化したのだろう。

気付けばワームモンも成熟期に進化していた。

「あんたが戦っている間に進化させてもらったわ。タケル達が出て来るまで踏ん張るわよ!!」

「おう!!」

「ホルスモン、アーマーチェンジ!!」

「アーマーチェンジ、ピーコックモン!!」

奇跡のデジメンタルを使用して誕生したのはブルーメタリックのクロンデジゾイド合金のボディの孔雀のようなマシーン型デジモン。

両腕のレーザーウィングから光線を放つ。

「レインボーシャワー!
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