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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
最終章 決着編
第52話『復活のダークカオス』
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取った。」
場面は変わり、鷹野は逮捕され、圭一達は泥まみれになりながらも笑顔でハイタッチをしていた。
「……俺達が間違っていた。本当なら、雅達のお願いに協力するべきだったんだ。だけど、突然もう一人の俺だって言われて、訳解らなくて、信用出来なくて、雅の勝負を受けて、負けたのが悔しくて、でも逆恨みで攻撃していい理由にはならない!ごめんなさい!」
「いいんだ。」
ミヤビ達は謝罪し、雅が許したことで、ワールドホープの効果は終わる。
「みんな、ミヤビ達にも解ってもらえた。戦いは終わったから帰ろう。」
雅達チームディロードは宝物庫へ帰る。
「圭一達とフェイトの世界、二つの世界はワールドワープを発動したことで分離して、安定した。みんなの世界は救われ、安全に暮らしていける。だから、お別れだ。僕がワールドワープで、みんなを安全に元の世界に戻す。」
雅は現状を説明する。
「そんな、もうお別れなんですか!?」
「今更水くさいですわよ。」
「まだ、雅にきちんとお礼も言えていません。」
「…そう、雅とはもう会えないのね。」
圭一達は思い思いの言葉を口に出す。そんな中、
「雅は、本当にそれでいいの!?」
フェイトは雅に質問する。
「ああ。それが装填の守護者の役目だ。」
フェイトの質問に雅は答える。
「雅、寂しくないの?」
「大丈夫。僕が回る世界はあと一つ。これ以上みんなを巻き込みたくない。友達と別れるのは残念だけど…」
雅が話していると、
パチンッ!
フェイトが雅の頬を引っぱたいた。
「嘘ッ!そんなつらくて、寂しい目をして、苦しそうに言って、誰が信用出来るの!?つらかったら泣いてもいい、縋ってもいい。寂しかったら仲間を頼ってもいいんだよ!」
フェイトは雅を説得する。すると、
「……っぅう、ぅうわ〜!フェイト、本当は、僕だって泣きたい!せっかく出来た友達と、離れ離れになりたくない!でも、装填の守護者で仮面ライダーだから、自分が救わないと、護らないといけない人たちに、泣きついて、縋って、頼るのはいけないから!ずっと我慢していた!だって、泣いたらきっと、僕は弱くなる。みんなに甘えてしまう!」
雅は泣きながら言う。
「いいんだよ泣いても、縋っても、頼っても。仮面ライダーだって、人間なんだから。」
「いいの?まだみんなと一緒にいて、大ショッカーを倒すまで、友達でいても?」
「いいんだよ、雅。解るんだ、きっと、大ショッカーを倒さないと、私達の世界は完全に元に戻らない。だから、みんなで一緒に大ショッカーと戦おう?」
「ぅぅ、フェイトぉ〜!」
雅は立て膝をついてフェイトに抱きつき、フェイトは雅の背中を摩って苦しくないようにしていた。
to be continued.
次回、仮面ライダーディロード
雅達が向かう最後の世界
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