第一章
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忘れない、しかし阪神は相変わらずで。
今日も負けた、こうした言葉が出た。
「何か最近調子悪いですね」
「最近じゃねえだろ」
駒込が食堂のテレビの阪神の試合結果に落ち込む中西に突っ込みを入れた、今は朝食のすぐ後で朝のニュースを観ている。その中での言葉だ。
「それは」
「そうですか?」
「実際にそうじゃねえか」
現実はというのだ。
「今テレビで連敗だって言ってただろ」
「昨日は勝つって思ってたんですよ」
「何回まで思ってたんだ?」
「九回まで」
つまり負ける瞬間までというのだ。
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