暁 〜小説投稿サイト〜
デジモンアドベンチャー Miracle Light
第69話:喫茶店・MITSUBACHI
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「ミミお姉さま!?」

「おーテンガロンハットの嬢さんか。随分変わったな。主に髪色が…進化したか?」

「…ハニービーモーーーン!!」

「ぐふう!?」

いきなりミミに抱きつかれて床に叩き付けられるハニービーモン。

因みに首に腕を回してるから苦しそうだ。

「元気だった?あれからどうしてるかなって心配してたんだから」

「お、おおう…す、すまねえ。分かったから早く放せ。息が出来ねえから…」

「あ、ごめーん」

息を整えるハニービーモン。

苦笑しながらチャックモンが出した氷水を一気飲みして落ち着いた。

「それにしてもタイミング悪かったな嬢さん。ただいま休憩中なんだけどよ」

「えー?ここに来る途中で美味しいパンケーキを作ってるって聞いて飛んできたのにー」

「うーむ、まあ…久しぶりだし特別に焼いてやる。兄貴達もいるしな」

「わあーい、ハニービーモン。優しーい!!ところで兄貴ってもしかして…」

「僕達もいますよミミさん」

「みんな!!」

再会を喜ぶ日本の選ばれし子供達。

「お久しぶりです。ミミさんはどうしてこちらに?」

「アメリカとデジタルワールドを繋ぐゲートが開いてね、光子郎に寝てる所を叩き起こされちゃったのよ。でも、せっかくだからマイケルと遊びに来ちゃった」

賢の問いにミミが答える。

しかし光子郎を呼び捨てしているとは、何らかの関係の変化があったのだろうか?

一緒に来ていたパルモンが隣に並ぶデジモンを紹介する。

「彼は私の友達で、ベタモンっていうのよ」

「ベタモンです、よろしく」

ベタモンは、そう言ってぺこりと頭を下げたのだった。

因みにパルモンは現在テントモンにエリアの守護を代役してもらっている。

「ほう、礼儀正しい。どっかの礼儀知らずの馬鹿ネズミに爪の垢を煎じて飲ませてやりたいくらいだ」

「本当にね、恥知らずの青蛙に爪の垢を煎じて飲ませてやりたいくらいだわ」

「「………ぐぎぎぎ…」」

互いに睨み合うブイモンとテイルモン。

「さて、馬鹿コンビは放っといて、マイケルも選ばれし子供何ですか?」

「うん、2001年のね。私達の冒険から2年後に選ばれたみたい。」

「へえ、結構最近なんですね。」

「それでマイケルもディアボロモンとの戦いを見ていたらしいのよ。マイケル、本宮大輔君と一乗寺賢君よ。ブイモンがマグナモンX、ワームモンがバンチョースティングモンに進化するの」

「僕、マイケルと言います。」

「ああ、英語で結構です。俺は光が丘に暮らす前までアメリカで暮らしてたから」

「僕も英会話は得意ですから大丈夫です」

※英会話は[]←これになります。

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