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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百五十五話
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分の気が練り上がるから」

火燐さんの中に気を流し込み、行き渡らせる。

気功は水と同じで低い場所へ流れる。

火燐さんの全身を満たし、その上で気を注ぎ循環させる。

「お? お? おぉ〜? なんかすげぇ力がわいてくるぜ?」

「もうちょっと待って、それ俺の気だから手を放したら止まるよ。
火燐さんも気を循環させるイメージを強く持って」

少しずつ気功から意識を離していく。

「離すよ」

火燐さんから手を放して、様子を見る。

「回ってる感じ、判るよね?」

「おう、バッチリだぜ」

火燐さんが男らしくニカッと笑った。

「あとはそれを維持するだけだよ」

「ふーん…それだけなのか?」

「うん。確かに気功は即物的な力を与えるけど、その上の段階に行くには気功を巡らせ続けて少しずつ少しずつ練り上がる量を増やしていくしかないよ」

「筋トレみてーな方法は無いって事か?」

「強いて言うなら瞑想かな?」

すると火燐さんは椅子から飛び降り(比喩ではなく本当に座った状態で椅子から飛び上がって着地した)、部屋から出ていった。

「よっしゃ瞑想しまくるぜー!」

うん、その落ち着きのなさじゃ無理だと思う。

「さて、二人ともちゃっちゃとやろうか」

「僕は別にやらなくてもいいぜ」

「俺もだ。使いこなせる気がしねぇ」

ふぅ……火燐さんも居なくなった事だし……『そういう話』をしようか…。

「気功って言うのは要するに肉体由来のエネルギーだ」

「それがどうかしたのか?」

「焦るな弾。つまりは気イコール精力だ」

「!?」

「弾はわかったようだな…」

「ま、まさか…!?」

そう、そのまさかだ…。

「暦さん、より男らしくなりたいとは思いませんか?」

「そりゃ、まぁ」

「うんうん、その気持ちはよーくわかる。
なんせ俺も『ちっこい』だの『可愛い』だの言われてそだちましたから…」

と、いうわけで。

「せめて下半身だけでも男らしくあろうじゃありませんか!」

「いや…何を言ってるかさっぱりなんだが」

「いえ、ナニの話ですよ?」

「…………あ、そういう事か」

「はいそういう事です」

暦さんも俺が何を言いたいのかわかったようだ。

「じゃ、先ずは暦さんからやりましょうか」

そも今回は火燐さんに気功を教えるという建前で阿良々木家に来たが、本当の目的は暦さんに気功を仕込む事だ。

弾? ついでダヨ。

「さぁ…その手を前に出して…。男らしいボディをつかみ取ろうじゃありませんか…」

「さっきからテンションおかしくねお前?」

む、うるさいぞ弾。

「あ、一応言っとくけどナニ
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