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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第64話:完全体
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きたらしい。

「操られてるなら、ショックを与えて叩き直してやるさ」

「でも、アンドロモンは私達の…」

「ヒカリ、お前は今のアンドロモンの姿を見て思うことはないのかよ?仲間があんなのの良いように操られて…俺がアンドロモンの立場なら倒してでも止めて欲しいと思うね…行くぞアンドロモン!!ライトニングブレード!!」

「…スパイラルソード」

ライドラモンの電撃刃とアンドロモンのエネルギー刃が激突するが成熟期と完全体の力の差は覆せず、ライドラモンはエネルギー刃を浴びて吹き飛ぶ。

「くっ!!」

電撃刃との激突で威力が低下していたので退化はしなかったが、鎧に罅が入る。

「流石に完全体は強いな…これならあれに進化しても大丈夫そうだな。」

「アーマーチェンジ!!」

「アーマーチェンジ、サジタリモン!!」

ライドラモンからサジタリモンにチェンジしてアンドロモンを見据える。

サジタリモンは通常のデジメンタルを使用してのアーマー体の中では完全体級の強さのアーマー体だ。

選ばれし子供のパートナーデジモンの完全体の中でも上位に位置するサジタリモンならアンドロモンにも有効なダメージを与えられるだろう。

「…行くぜ」

「スパイラルソード」

アンドロモンがエネルギー刃を繰り出すが、サジタリモンは横に移動してかわし、アンドロモンとの距離を詰めた。

「はあ!!」

アンドロモンの腹部に連続打撃を叩き込む。

流石のアンドロモンもこれには表情を歪めて胸部ハッチを開いてミサイルを放とうとするが、一瞬で背後に回り、後ろ足による蹴りでアンドロモンを吹き飛ばし、建物に激突させた。

そして空中にいるアンドロモンに弓矢を構え、放った。

「ジャッジメントアロー!!」

必殺技のクロンデジゾイド製の矢を放つ。

勿論全力ではなくちゃんと手加減はしている。

ジャッジメントアローはクロンデジゾイドの硬度に発射時の速度も加算されるために殺傷力が高すぎるのだ。

だからサジタリモンが僅かでも加減を誤ればアンドロモンのクロンデジゾイド製の装甲すらぶち抜いてアンドロモンを殺してしまう。

サジタリモンの加減は完璧だった。

アンドロモンの装甲に激突したが、装甲を僅かに抉った程度で済み、アンドロモンはそのまま矢の勢いに押されて建物に激突した。

「ふう…」

警戒しながらアンドロモンに歩み寄るとアンドロモンはよろめきながらも立ち上がる。

目は赤い輝きを放ったままだ。

「…おい、アンドロモン。情けないぞお前。そんなガラクタに操られちまってさ。ダークマスターズと1人で戦い続けていた闘志と根性はどこに行った?」

「ダーク…マスターズ…?」

「一緒に戦って、記
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