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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第64話:完全体
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「ああ、旦那と姐さん達がまたデジタルワールドに積極的に来られたことを考えれば嬉しいが、原因があのクソガキであることを考えれば人間の立場は悪くなってるかな?」

「「クソガキ?」」

「カイザーなんかただのクソガキだろ。自分の要求が何でも通ると勘違いしたまま図体だけ無駄にデカくなっただけの我が儘なクソガキだ…と、珈琲のお代わり要るか?」

「あ、もういいや。御馳走様」

「御馳走様…私達お金…」

「良いんだよ、昔姐さん達には世話になったからなあ。お代は要らねえよ。」

太っ腹なハニービーモン。

何やかんやでエネルギー補充出来たし、有り難いのは確かだった。

「じゃあな、賢に伝えとくよ」

「おう、喫茶店・MITSUBACHIをこれからも夜露死苦」

「美味しいパンケーキと珈琲でお出迎えするからね」

ハニービーモンとチャックモンに見送られて、去っていく大輔達。

途中で後ろから凍結音が聞こえたり後ろから紫の鱗粉が舞い上がったりしたのを見ないふり聞こえないふりした。

「それにしてもあいつら喫茶店してたんだなあ」

「意外ねえ、てっきり不良に戻ってるかと思ったんだけど」

「さて、ハニービーモン達も手伝ってくれていることだし。俺達も何とかダークタワーを壊そう。今なら何とかなりそうだ…デジメンタルアップ!!」

「ブイモンアーマー進化、ライドラモン!!」

ライドラモンに進化し、後方に電撃を放射しながら駆け抜ける。

すると前方からもガードロモンの大軍が現れる。

「邪魔だああああ!!ブルーサンダー!!」

電撃弾が前方のガードロモンを薙ぎ払う。

そして一直線に突き進んで周囲の建物を破壊してガードロモン達の進行を妨害。

目指すのは言うまでもなくダークタワー。

「よし、到着だ」

ダークタワーの近くまで近付くことが出来た。

後はこれを破壊すれば…。

「ガードロモン達が来る前に早く壊さなきゃ…」

「よし、ライドラモン。頼む」

「おう、ライトニングブレード!!」

ダークタワーに向けて振り下ろされる電撃刃。

しかし真横から放たれたエネルギー刃がそれを砕いた。

「くっ、誰だ!?」

エネルギー刃が飛んできた方向を見遣るとそこには懐かしい存在がいた。

「「アンドロモン!?」」

喜色を浮かべる大輔達だったが、アンドロモンに填められている輪を見て表情を歪める。

「アンドロモンもあの輪に操られちまってるのか…」

「そんな…」

「仕方ないさ、ミミの知り合い達でさえあの輪に操られたら襲ってきたんだ。」

ピクニックの際に知り合いのゲコモンやオタマモン達と遭遇したらしいが、輪によって操られ、襲いかかって
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