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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第59話:デジモンカイザー
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てしまう。
「ドリモゲモン…!?」
「ホネホネブーメラン!!」
「ぐあっ!?」
ブイモンも亀裂の中に落下し、大輔は咄嗟に掴もうとするが叶わず、やがて大輔も落下してしまった。
京の叫び声が意識を失う直前に聞こえた。
「…………ちっ」
目を覚ました大輔。
周りを見渡すとブイモンが自分と同じように崖に拘束されていた。
「ブイモン、大丈夫か?」
「おう、畜生…やられちまったなあ…」
「初めまして不法侵入者君」
「「誰だ……………」」
声のした方向を見遣ると大輔とブイモンは敵意が一瞬で失せ、憐れみの表情を向けた。
「何だい?その表情は?」
「「…………歳を考えろよ、一乗寺治。」」
まず服装があまりにも痛い。
あれは小学生がギリギリセーフな見た目だ。
黒い服装に黒マントに黒いサングラス、中学生では完全にアウトな格好。
「……どういうことかな?後、僕はデジモンカイザーだ」
「あんた自分の格好を鏡で見たか?正直見た目があまりにも痛いんだけど?」
「デジモンカイザーってネーミングもかなり恥ずかしいし、見た目もアレで…」
「貴様ら…僕を本気で怒らせたいんだな?」
「見た目がアレ過ぎて迫力が全然ないな。まず服装を見直してから出直して来い」
治の怒りの形相を見ても大輔とブイモンから注がれるのは憐れみの視線。
だって見た目がアレだもん。
「もういい!!お前達のような奴らと少しでも会話してやろうとした僕が愚かだった!!今すぐ僕のしもべにしてやる!!」
黒い輪が出現し、ブイモンに向かってゆっくりと迫る。
「えー?俺はあんな自己中変態仮面のしもべなんか絶対やだー」
「自己中極まりないな。ミミさんの我が儘がいかに可愛らしいのかが分かるなおい…まあ、あんな変態仮面と比べられてもミミさんが迷惑だろうな。うん、後でミミさんにメールで謝ろう。な、ブイモン?」
「だな!!」
「今すぐしもべにしてやる!!」
輪がブイモンに迫るが、大輔は声を張り上げた。
「友情のデジメンタルを忘れてるぜ自己中仮面。デジメンタルアップ!!」
「ブイモンアーマー進化、ライドラモン!!」
D-3とD-ターミナルが奪われていたが、友情のデジメンタルは残っていたために友情のデジメンタルでアーマー進化し、電撃で輪を破壊した。
「欲張りすぎは身を滅ぼすぜ変態仮面?ブルーサンダー!!」
電撃弾は治に直撃はしなかったが、衝撃で吹き飛ばされ、大輔のD-ターミナルとD-3が治の手元から離れた。
「「あ、やべ」」
場所が遠すぎてD-ターミナルとD-3の回収が間に合わない。
D-3が大破したらどうなるんだと思っ
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