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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第56話:02
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ク…」」

笑顔で断言する大輔達に太一達は脱力し、タケルは苦笑を浮かべた。

「それじゃあ、デジタルゲートを開い…ん?」

パソコンの画面が光り輝いて2つの光がパソコンから飛び出し、パソコン室から出て行った。

「…何だあれ?」

「さあ…?」

しばらくすると向こうから物音を鳴らしながら此方に来る者達がいた。

「ちょっと何!?今の光…げぼおっ!?」

大輔がタケルの帽子を拝借し、帽子を凄い勢いで投げつけて京に直撃させる。

そして京はパタリと倒れて動かなくなった。

帽子を叩きつけただけで気絶させるとはどれだけの勢いで投げつけたのだろうか?

「え?えええ!?だ、大丈夫?京さん!?」

初心者のタケルは慌てているが、共に来ていた伊織や他の面子はまるで気にもしない。

芽心も最初は動揺していたが、今では揺らぎもしない。

「大丈夫です。京さんはタフですから、それより大輔さん。僕と京さんの元にこれが飛んできたんです」

「お前も最近スルースキルを身に付けてきたな。これはD-3?さっきの光はD-3だったのか、じゃあこいつにもあるのか?」

芽心とヒカリがパソコン室の外に引き摺って行き、京を調べると、D-3を発見した。

「あったわ大輔君」

「この子も選ばれし子供ですね」

「ああ、やっぱり。」

「あの、これがあればデジタルワールドに行けるんですか?」

「そうだけど、お前はパートナーがいないから今日は留守番頼めるか?D-3がいきなり飛び出してきたってことはデジタルワールドに何かあったのかもしれない。お前は光子郎さんに連絡してくれ」

「はい、分かりました!!」

「後、そこの凸頼む」

「はい!!」

頼もしく返事する伊織に満足そうに頷く大輔。

伊織にパソコン室を任せ、デジタルワールドに向かうのであった。

そしてデジタルワールドに来た大輔達だが、しかし変わり果てた姿に呆然となる。

所々で折れている木々、攻撃の痕がある地面。

「何だこれは?何でこんなことになってんだ?」

「メイちゃん達、無事でしょうか?」

「取り敢えずブイモン達を捜しましょう。俺達だけで今のデジタルワールドを動くのは危険です」

「そうね、テイルモンを早く見つけてあげないと、こんなことになるなら修行の旅に行かせなきゃ良かった」

「仕方ないよ、まさかパタモン達を帰した時はこんなことになるなんて思わなかったし」

パートナーの身を案じながらも慎重に先に進んでいく。

「そう言えば芽心はデジタルワールドを本格的に来るのは初めてだったよな?」

「はい、太一さん達のように本格的にデジタルワールドに来るのは今日が初めてです。色々教えて下さいね?」
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