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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第50話:始まりの日
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いたのはファイル島の森である。
「懐かしいな、ここでアグモンと出会ったんだよな」
「あの時はコロモンだったけどね〜」
アグモンが周りを見渡しながら懐かしそうに言う。
「そうなんですか?」
「おう、その後クワガーモンに襲われてな〜」
太一が芽心に思い出話をして、大輔、賢、ヒカリはファイル島の森を見渡す。
「ここから太一さん達の冒険が始まったんだな」
「いいなあ、お兄ちゃん達」
大輔とヒカリが呟いた直後、ゲンナイがやってきた。
「久しぶりじゃのう」
【おお、ゲンナイさん】
「ゲンナイ、ウィルス種、爺型の(ある意味)究極体。その正体はホメオスタシスのエージェントの1人であること以外謎に包まれている。必殺技は残酷な発言をして相手の心をへし折り戦意を喪失させるハートブレイクワードだ」
【ぶふう!!】
「何じゃその意味不明な説明は」
でも何だろう、ブイモンの説明はピッタリだと吹き出した子供達は思う。
「で?俺達を此処に呼んだ理由は何だよ?」
「お主達を呼んだ理由じゃがな。アポカリモンを倒したことにより、確かにデジタルワールドの暗黒の力は取り払われたのじゃが、まだデジタルワールドを守護するデジモン達が解放されていなかったことが判明したのじゃ」
【は?】
それを聞いた子供達は目を見開いた。
「デジタルワールドを守護するデジモンって何なの?」
「うむ、その名も四聖獣と言い、お前達の世界にもある四神…青龍、朱雀、玄武、白虎に相当する存在じゃな。そして中央の地の守護龍たる黄龍がダークマスターズに封印されてしまったのじゃ」
「でもダークマスターズは全員倒したろ?何で封印が解けないんだよ」
「使用者達を倒しても効果が継続する封印だったと言うことじゃろう。」
太一の問いにゲンナイがそう言うと光子郎が至極尤もな質問をする。
「どうして今まで気付かなかったんですか?」
「仕方ないじゃろう。今やエージェントはわししかおらんし、わし1人でデジタルワールド全域を把握出来るわけなかろう」
「じゃあデジモン雇えよ」
「無理じゃ(キッパリ)、わしにそんな金はない。お主達の紋章の力を解放すれば四聖獣と守護龍の封印は解かれ、デジタルワールドの安定性が増すじゃろう」
ブイモンの言葉をゲンナイは無理だと断言し、封印解放法を説明した。
「紋章の力を解き放つだけですか?」
「後、大輔。奇跡のデジメンタルを渡してくれんか?」
「奇跡のデジメンタル?」
「デジメンタルにはお主達の紋章と同じ紋章が刻まれておるのは知っておるな?勇気は炎、友情は雷、希望は神聖とな」
「確かにそうだな、大輔がデジメンタル使う度に紋章に勇
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