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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第46話:空のお誕生日
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ゼント」
「え?太一と芽心ちゃんから?」
「ああ、実は俺だけじゃ空のプレゼント全然決まらなかったんだ。お前サッカー本格的に辞めておばさんからテニス習い始めたんだろ?テニスなんて俺さっぱりだしな」
「それで、私も空さんの誕生日、今日だと知って、私も空さんの好みが分からないから。太一さんと一緒に…後、これだけじゃ悪いからお菓子も焼いて来ました。クッキーですけど」
「ありがとう、随分小さいけど中身は何なの?」
「「髪飾りだ(です)」」
太一と芽心の言葉に空は表情を引き攣らせた。
一応この新しく買った帽子が気に入っていると言ったはずなのだが。
「ふ、ふーん…髪飾りね…」
「どうした空?変な顔して」
「えっと…髪飾り嫌いでした?」
疑問符を浮かべる太一と芽心に空は引き攣った表情のまま首を振る。
「……いや、そう言う訳じゃないんだけれど」
「なら良いじゃんか、俺も芽心ちゃんも空に似合いそうなの店から探したんだからな」
「この帽子が似合わないってこと…?」
「「へ?」」
空の呟きが聞こえなかった太一と芽心は更に疑問符を浮かべ、それを見た空は溜め息を吐いた。
「はあ…もういいわ。プレゼントありがとう…」
「何だよおい!?何て言ったんだよ空!?」
空は振り返ることなく去っていった。
「私達、何かまずいことしたんでしょうか?」
「…さあ?」
一時八神家に撤退し、大輔とヒカリに事情を説明する。
「髪飾り渡したら空さんの機嫌が急降下した?」
「空さん、髪飾り嫌いなの?」
「いや、そんなん聞いたことねえ…あ、でもこの帽子がどうたら言ってたな」
「帽子…?もしかしてお気に入りの帽子を被ってた時に髪飾りをプレゼントされたからじゃないの?」
「はあ?」
「…ああ…」
ヒカリの言葉に太一は疑問符を浮かべ、芽心はハッとした表情を浮かべて太一に説明する。
「お気に入りの帽子被ってる時に髪飾り渡されたら帽子が似合わないと思われてると誤解されても仕方ないと思います」
芽心の言葉に太一は思わず叫んでしまった。
「はあ!?そんなこと言われてもあいつがあの帽子を気に入ってるなんて分からねえよ!!あいつ色んな帽子持ってんだから…帽子コレクターかよ!!」
「まあ、そうですよね。女の子は俺達には理解出来ないとこありますから。」
「…お前が言うと凄え説得力だな大輔」
「我が儘な姉ちゃんがいますからねえ」
「なる程」
大輔の言葉に太一は思わず納得してしまった。
「お兄ちゃん、一応空さんにメールか何か送った方が良いんじゃないの?」
「…そうする」
ヒカリに促され、太一は近い内に空
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