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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第45話:駄菓子求めて
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太一も芽心も気付かずに店を後にしていた。

確か今日は大輔と賢が八神家にお邪魔していたので茶菓子に出すかと太一は芽心と共に自宅に戻る。

すると2階が騒がしい。

「ただいま、駄菓子買ってきたけど食うか?」

「あ、お兄ちゃん…それに芽心さんも…2人も駄菓子買ってきたの?」

「「も?」」

「メイ〜!!」

うまい棒の食べかすを口周りにつけたメイクーモンが駆け寄ってきた。

「もしかしてブイモンと一緒に駄菓子屋に行ったのは…」

「俺と一緒におやつ買いに行ってたんだよ。メイクーモンにも色んなお菓子を食べさせたかったからな」

口周りにチョコをつけたブイモンが一口サイズのチョコを頬張った。

大輔達も駄菓子を食べながら宿題をしている。

「ブイモン…だんだん」

「?」

「あ、ありがとうって意味…メイちゃんと仲良くしてくれてありがとう」

「別にいいぞ。」

ブイモンの言葉に芽心は笑みを浮かべるが、袋の中身の駄菓子はどうしようか?

大した量ではないが、これ以上食べさせたら夕飯が食べられなくなる。

「なら俺達が食うか、俺達が食えば大丈夫だろ」

「あ、はい」

駄菓子の袋を裂いて、中身を口にする2人。

「美味しいです」

「たまには駄菓子もいいな」

仲良く駄菓子を口にする太一と芽心。

余談だが、太一が空以外の女の子(しかも可愛い)を連れてきたことを喜んだ裕子が赤飯を炊いたことをここに記しておく。
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