暁 〜小説投稿サイト〜
ヴァンガードG ネクステージジェネレーション degrade
Turn:08 幻夢の覚悟
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脳裏に浮かぶのは初めてこのデッキと出会った日のこと

クラスメイトのみんなと組むことになったデッキ
だがやれドラゴンだやれかわいいユニットだやれハイビーストだ
意見がなかなかまとまらず困惑していた
「いっそのこと全部入れちゃおうか」
そんな状況に一石を投じてくれたのがミツキだった
むらくもには忍竜や忍獣、ドラゴンやハイビーストが多い
加えて元が忍者ということもありヒューマンなどのユニットも揃っていた
「それにほら、このカード」
夢幻の風花 シラユキを見せて笑顔になるあの日のミツキの姿
「飛鳥さんの名前はコユキでしょ、この子すっごく似合うと思うんだ」

【関門の忍鬼 アタカ】トリガーなし
【幻夢の六花 シラユキ】トリガーなし
【薄幸の忍鬼 シラサギ】ドロートリガー
「私の親友を返せぇ!」
艶然氷華の振り下ろされた両腕から放たれた吹雪がサロメに襲い掛かる
【炎玉の宝石騎士 ラシェル】

「うあぁぁ!」
悲痛な声を上げながら黒いオーラから解放されていくミツキ
そのオーラがすべて消えるとミツキはその場に倒れた
「ミツキ!」
アムが彼女に駆け寄るとミツキは気を失っているようだ
「これでミツキちゃんは………」
「ありがとう、コユキ」
安心した様子のコユキに歩み寄るミライ
「今のファイトに勇気をもらったわ、もう迷わない」
デッキを握りしめ誓うミライ
だが、現実はつらく残酷だった
「また一人………」
不気味に笑うシェンメイの足元に倒れていたのは葛木メグミ
強豪チーム、クレストロードのメンバーでカードキャピタル3号店を経営する夫婦の愛娘だった
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