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ヴァンガードG ネクステージジェネレーション degrade
Turn:08 幻夢の覚悟
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竜 オボロキーパー】トリガーなし
【秘事の忍鬼 ハギノ】ヒールトリガー
「ヒールトリガー!ダメージ一枚回復!」
「なっ!」
思わず身を乗り出しそうになったミライだったがヒールトリガーが出たことでファイトはまだ終わらない
安心してその場で尻もちをついた
「まだだ、まだアルトガロの攻撃が残っている!」
「ガード!」
アルトガロのアタックに対して2体のキャットデビルが受け止める
これでミツキのアタックはすべて終了
次はコユキのターンになるが
「リアガードはがら空き、ミツキの手札のうち一枚は完全ガードのイゾルデ」
「しかもダメージ4でまだ一点受けれる」
「大丈夫………このファイト、絶対に勝つ!」
意を決してコユキが一枚のカードをドローする
「(来た!ヒデンスクロール!)」
そして勝ちたいというコユキの想いが必勝のカードを引き寄せた
「ストライドジェネレーション!艶然氷華 シラユキ!」
新たなシラユキのGユニット
コユキの新たな可能性
「このカードで私はミツキちゃんを取り戻す!コール!」
手札から2枚の幻夢の六花をコールするコユキ
「さらにヒデンスクロールをコール!そのスキルで山札から夢幻の風花を2枚コール!」
ヴァンガードを含めすべてのサークルがシラユキのユニットで埋まった、だが
「ブーストもインターセプトも持たないグレード3ばかり並べたところでなんになる………自棄になったか」
「ううん、この子たちだから勝てるの、艶然氷華のスキル!Gゾーンのシラユキを表にして表のシラユキ一枚につき相手のユニット一つのパワーをマイナス5000!」
今Gゾーンに表のシラユキは2枚
つまりサロメのパワーはマイナス10000、つまり
「バカな………ヴァンガードのパワーが0に………」
袖を広げた艶然氷華の背後から放たれた吹雪で身体が冷えきってしまったサロメは体のあちこちを雪で白く染めながら震えていた
「さらに!艶然氷華のジェネレーションブレイク3!シラユキの名を持つユニットは後列からアタックできる!」
「ぐっ、そのスキルのために展開を」
3人の夢幻の風花 シラユキが横並びにサロメに向かっていく
一人目のシラユキが袖を振り上げサロメをはたいた
【涼風の宝石騎士 アルトガロ】トリガーなし
「ぐっ、ガード!」
ノーブル・スティンガーとクリスティーンがシラユキの攻撃を阻む
だが3人目がその背後から姿を現して飛び掛かる
「ガード!」
ラシェルとそーどみーがその攻撃を阻むが
「艶然氷華 シラユキでアタック!」
この攻撃は完全ガードで防げる
だがそのあとも2体の幻夢の六花が控えている
すでにシールドは完全ガードと後はアルトガロのインターセプトの身
「クッ………」
艶然氷華の姿となってサロメに向かっていくコユキ
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