暁 〜小説投稿サイト〜
デジモンアドベンチャー Miracle Light
第39話:ピエモン撃破
[3/4]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
げますよ」
目的は考えるまでもなくカオスピエモンへの進化をコントロールするための時間稼ぎ。
今ピエモンを見逃せば更に強大な敵になるとエンジェウーモンはそれが分かっていた。
「マ、マグナモン…私に構わないで早くピエモンを…」
「余計なことを言うな!!」
「ああっ!!」
短剣で翼を1枚両断されたエンジェウーモンは激痛に悲鳴を上げた。
「さあ、どうします?」
ピエモンは勝ち誇った笑みを浮かべながらマグナモンに問う。
選ばれし子供達のパートナーデジモン達は甘い者ばかりだからエンジェウーモンを助ける道を選ぶと考えていたが。
「エンジェウーモンの命と世界の未来ならどちらを選ぶべきなのか位は子供でも分かる。」
両肩、両腰のミサイル格納部を展開して左右の手にプラズマ弾を作り出す。
「なっ!?こいつがどうなってもいいのか!?」
「………」
「良いですか…?あなたが僅かでもこれ以上妙な動きをすればこのデジモンの命はタダでは……」
「やれよ」
「な…?」
マグナモンの言葉にピエモンは目を見開く。
「今、俺が攻撃出来ないのはエンジェウーモンがお前の盾にされているからだ。お前の命を繋いでいるエンジェウーモンがいなくなったらどうなるかは子供でも分かるぜ?……徹底的に痛めつけて地獄以上の苦しみを与えた後、消してやる…!!」
仲間を盾にされた怒りでマグナモンのステータスが凄まじい勢いで急上昇している。
この変動ぶりには仲間ですら息を飲む。
「な…これ程の力を…」
「ピエモン。知ってるか?古代種はなあ、怒らせると怖いんだぜ…!!」
感情の高まりがそのまま力になる代わりに寿命が短い古代種の欠点をパートナーデジモンになるための調整によって克服しているマグナモンの力は究極体としても異常な域に到達しようとしていた。
「さあ、エンジェウーモンを離して一撃で楽になるか…エンジェウーモンを殺して惨たらしく死ぬか。マシだと思う方を選べ…逃げたいなら逃げても良いぞ?背中を見せた瞬間消してやるからよ」
更に鎧に黄金の輝きを纏わせ、デジメンタルのエネルギーを極限まで引き出し始める。
ピエモンは残り僅かな時間で他に生き延びる方法は無いかと必死に考える。
それが致命的な隙を生んだ。
「ネイルクラッシャー!!」
「なっ!?ぐあっ!!」
いきなり現れた長い牙を持つ獅子を思わせるデジモンがピエモンを弾き飛ばす。
「おっと」
「…すまない」
吹き飛ばされたエンジェウーモンをマグナモンが受け止めた。
「あのデジモンは一体?」
「久しぶりだな選ばれし子供達」
【その声は…レオモン!?】
「「「誰?」」」
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ