暁～小説投稿ｻｲﾄ～:デジモンアドベンチャー Miracle Light 第38話：合成魔獣

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デジモンアドベンチャー Miracle Light

第38話：合成魔獣
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くとマグナモンの分身達のアーマーが光り輝いていた。

｢｢｢｢｢ミラクルグリッター！！｣｣｣｣｣

5本の閃光がカオスピエモンに迫るが、カオスピエモンはすぐさまテレポートでかわす。

｢プラズマシュート！！｣

本体のマグナモンがアーマーからミサイルを両手からプラズマ弾を発射。

分身達も同様の行動を取る。

｢本体は…そこか！！｣

ピエモンもまた魔力を操るデジモン。

本体と分身の違いを即座に見破り、本体のマグナモンに衝撃波を放った。

｢ぐあっ！？｣

本体のマグナモンがダメージを受けた瞬間、分身達が消えた。

｢本体のあなたがダメージを受ければ分身が消える…思った通りです。｣

｢やるな…ならこれならどうかな？テラーイリュージョン！！｣

｢むっ！？｣

カオスピエモンの視界に分裂したマグナモンが映る。

｢また分身ですか…小賢しい真似を！！｣

分裂した1体に衝撃波を放つが無意味に終わる。

｢何！？｣

｢本物はこっちだ！！｣

気配を消して近づいていたマグナモンが後頭部を蹴り飛ばして岩壁に叩き付ける。

｢ぬうう…これは分身ではなく幻惑か…｣

｢そう、テラーイリュージョンは相手に幻惑を見せる技なんだ。ウィザーモンが良い技持っていて助かったぜ。｣

｢なるほど、ウィッチェルニー出身の魔導師…その力を持つのなら魔術の類はあなたには効果がなさそうだ。｣

服に付着した埃を払うと、再びカードと短剣を構えた。

｢…………｣

それを見てマグナモンもまた戦闘体勢に入る。

｢私の全力のスピードについてこれますかね？｣

カオスピエモンが高速で動く。

｢(こいつがカオスピエモンの全力のスピードか。確かに速い。だけど……)｣

マグナモンは感覚を研ぎ澄ませてカオスピエモンの攻撃を捌く。

｢はっ！！｣

｢ライトオーラバリア！！｣

カオスピエモンの投擲したカードをバリアで防ぎ、テレポートを繰り返す短剣はシャイニングゴールドソーラーストームで粉砕した。

｢やりますね…ではそろそろこちらも増援を出しますか｣

｢増援だと？｣

｢おっと、卑怯と言わないで下さいね？先に複数で来たのはそちらなんですから…出でよキメラモン！！｣

カオスピエモンが指を鳴らすと空間が歪み、そこから数体のデジモンが現れる。

しかし、それは普通のデジモンではなかった。

キメラの名に相応しく、あらゆるデジモンのパーツを合成させたようなデジモンであった。

ざっと見た限り、主に成熟期のデジモンで合成されているようだが。

｢驚きましたか？あれはキメラモンと言ってムゲンドラモンの対と言える存在。ムゲンドラモンがサイボーグやマ

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