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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第37話:ピエモン
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けると一気に地面に叩き付ける。
「あぐっ!?」
「ふむ、強くなり過ぎてしまいましたか。どうやら念を入れすぎてしまったようですね。これではいくら手加減しようが意味がない。」
「お、お前。何をしたんだ?最初の戦いの時よりも…」
太一が初戦の時よりも強くなった2体がかりであるにも関わらず、攻撃をまともに当てることさえ出来ないことに流石に違和感を感じたようだ。
「私達はある存在によって生じた暗黒のパワーを吸収し、強くなった。それと同じことをしただけです。いくら強くなろうと“ピエモン”の私では限界がある。所詮“ピエモン”もロイヤルナイツやバンチョー、三大天使や四大竜と言った伝説級のデジモンに比べれば下位クラスの究極体。ならば…存在を高めればいい。」
「高める…?」
「ふふふ…あなた方2体をこのままデータの塵にするのは容易い。しかし折角来てくださったのにそれでは失礼ですからねえ。特別にお見せしましょう。私の更なる進化を!!」
ピエモンが黒い輝きに包み込まれた。
ウォーグレイモンとメタルガルルモンは今しか攻撃を当てるチャンスはないと分かっているのに動けない。
時間経過と共に増大していく力によって動けないのだ。
「ピエモン進化、カオスピエモン!!」
ピエモンの姿は服の色が変化した以外に大した変化はないが、デジモン達全員の表情を強張らせた。
「服の色が変わっただけで、大して変わってないんじゃ…」
「違う、さっきとは全然違う…」
丈が大して変化していないため、単なるハッタリではないかと思ったのだが、それは他でもないパートナーのゴマモンによって否定された。
「ふふふ…見た目は単なる色違いになってしまいましたが。ただ色が変わっただけではないのは流石に分かっているようですね。」
「くっ!!」
「では、お見せしましょう。私の真の力…カオスピエモンの力を!!トランプソード!!」
流れるような動きで短剣を抜き取ると投擲する。
ウォーグレイモンとメタルガルルモンは咄嗟に防御しようとするが。
「ぐあっ!?」
「うぐっ!?」
短剣の移動速度が速すぎてウォーグレイモン達の防御が間に合わないのだ。
「ほらほら、もっと早く動かなければ串刺しになりますよ?」
嘲笑いながら剣の数を増やしていき、ウォーグレイモンとメタルガルルモンの装甲に傷をつけていく。
「剣の移動スピードが速すぎる…」
「センサーでも負いきれない…」
ウォーグレイモンとメタルガルルモンが重なるダメージによって崩れ落ちる。
「おや、もう終わりですか?では、主賓をこれ以上待たせるのも失礼なのでとどめを刺させてもらいますよ。エンディングスナイプ!!」
放たれた一撃は確
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