第百五十一.五話 えっちなデートをする話
[1/5]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「一夏。一昨日のご褒美の件だが」
円香、束さん、箒と四人で朝食を食べ終えた所で箒が切り出した。
「決まったのか?」
「ああ。デートするぞ」
「でーと?」
「私は気付いてしまったんだ……。私とお前は一度たりとも二人っきりで出掛けた事がないんだと!」
「たしかに、いっ君と箒ちゃんが出かける時って鈴ちゃん達か私と一緒だったね…」
「お兄ちゃん達デートするの?」
「そう。デートだ」
「あー…そういえばデートした記憶ってねぇな…。
よし、じゃ、行こっか。デート」
背の高い女と幼女が歩いていた。
長身の女はヘソ出しルックにショートパンツという男を誘うようでいて男より男らしい格好を、幼女はレースがふんだんにあしらわれたモノクロのドレスを着ている。
異様な点は、背の高い女が持っているリードが幼女のチョーカー…否、首輪に繋がっている事だ。
「早く来い」
「ま、まってぇ…?」
箒が手に持ったリードをクンと引くと、一夏がトトっと歩く。
「ひぅんっ…?」
が、直ぐに脚を狭め、色っぽい声を出す。
「や、やっぱやめよ? ね?」
「脚下だ。そら来い」
「ひ、ひっぱるなぁ! じ、自分で…歩くから…」
「そうか?」
一夏が一歩二歩と歩を進める。
「はぅんっ?…ぁうっ?」
「ふふ……」
箒が指を鳴らす。
「はみゅぅぅぅぅぅんっ?」
かくん、と一夏が崩れ落ちた。
「どうした? デートじゃないか。早くいかないと混むぞ」
「ふつうにデートしようよぉ…」
「いいではないか。こちらの方がお前の可愛い声を聞けるのだからな」
「こんどおんなじことしてやるからなっ!
絶対だからな!」
へたりこみ、半泣きで叫ぶ一夏の頭には猫耳が。
そして腰からは『二本』の尾がはえている。
一夏の尾が別れた……という訳ではなく、単にくっつけているだけである。
どこにくっついているかと言えば…
「せっかく『尻尾』を用意したんだ。着けてもらわねば私の苦労が水の泡ではないか」
「なんでエネマグラタイプにしたんだよ!?」
「お前を啼かせたいからだが?」
「うぅ……」
現在位置のアナルには箒が作ったプラグが刺さっている。
しかも位置の前立腺の位置にあわせて作られているため、歩む度にぐりぐりとえぐる。
更にはリリムキッスまでが使われていた。
正に悪魔の…否、淫魔の所業だった。
「まったく…仕方ないな我が恋人は」
箒はリードを手に引っ掻けたまま、一夏の手を引いて立たせた。
「はぅんっ?」
一夏の義足は骨格とは直接ついて
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ