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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第30話:メタルシードラモン
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」
「メタルシードラモンに関しては命中率云々は気にしなくていいと思うぞー」
「?」
その言葉にはテイルモンだけでなく、全員が疑問符を浮かべた。
「考えてみろよ。水の中にいて水の属性持ち、おまけに金属の装甲を纏っていて自分で“私は雷が弱点で〜す”って自己主張しているような馬鹿に当たらないで誰に当たるんだよ?」
【…………】
身も蓋もない言い方に子供達も他のデジモン達も黙るしかなかった。
「あの〜」
【ん?】
光子郎が言いにくそうに手を上げてきた。
「何かね?光子郎君?」
「僕も対メタルシードラモンで調べたんですがウォーグレイモンもメタルシードラモンを倒せる可能性がありそうなんです」
ブイモンの問いにパソコンの画面を全員に見えるようにしながら光子郎が説明した。
「ウォーグレイモンの両腕に装備されている“ドラモンキラー”何ですが、これは竜系のデジモンに有効な武器らしいんですよ。これならメタルシードラモンに有効打を与えられるんじゃないかなと……」
「なる程な〜。確かにメタルシー“ドラモン”だしな。確かに通用するかも」
「でしょう?なら、マグナモンとウォーグレイモンがコンビを組んで戦えば……」
「よし、却下♪」
「やっぱり却下ですか…って、ええ!?」
まさかの却下に光子郎はパソコンを落としそうになる。
「だって俺、基本的に単独で戦ってきたからコンビプレーは得意じゃないしな。どうせ戦うなら気ままに戦いたいから却下」
「まあ、賢とワームモンは田町だからどうしてもブイモンだけで戦わないといけないから…」
「コンビプレーなんかあまり出来なかったよね」
「勿論、アグモンが足手まといって訳じゃないぞ。アグモンの力は信頼してるし、ただ俺がコンビプレーが出来ないってだけだから」
「コンビプレーとかそれ以前だったね僕達」
ワームモンも単独戦闘が圧倒的に多いので、コンビプレーは苦手だからブイモンの言いたいことは理解出来る模様。
「まあ、今回は俺に任せとけ。さあ、来るなら来いメタルシードラモン!!この俺に時間を与えたことを後悔するように焼き魚ならぬ焼き蛇にしてくれるわー!!」
「アノマロカリモーン!!」
「む!?」
海の家から飛び出してきたデジモン…大輔達から見れば久しぶりに見るアノマロカリモンが子供達に迫る。
「あ、あの海の家は罠だったのか!?危なかったぜ…」
「ブイモンのおかげで助かったね」
太一の隣でアグモンが呑気に巨大な魚を丸飲みしながら呟いた。
「メタルシードラモン様からの命令だ!!お前達を捕k…」
「シャイニングゴールドソーラーストーム!!!」
マグナモンの一撃によりアノマロ
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