暁 〜小説投稿サイト〜
デジモンアドベンチャー Miracle Light
第28話:帰還と敗北
[6/8]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
ピエモン達とはまだまだ力に差がある。
ウォーグレイモンとメタルガルルモンが吹き飛ばされ、アグモンとガブモンに退化、バンチョースティングモンとマグナモンは弾かれて子供達の前に。
「チッ」
「ダークマスターズ…ここまでとはね…」
マグナモンとバンチョースティングモンが構えを取りながらピエモン達を睨む。
「まだまだ戦う気力があるようですね。結構結構。そうでなくては面白くありません」
2体の様子に満足げに頷くピエモン。
「まずいね、敗色濃厚だ」
「それじゃあ諦めて命乞いでもするか?バンチョースティングモン?」
バンチョースティングモンの呟きを聞いたマグナモンはからかうようにバンチョースティングモンに尋ねた。
「冗談じゃない。僕はあんな奴らに命乞いなんてごめんだよ。最後の最後まで戦って必ず一矢報いる…それだけさ」
「…だな、よし。それじゃあ最後の最後まで抗うとするか」
マグナモンとバンチョースティングモンが更に闘志を燃やして構えた。
2体の言葉にピエモンは拍手を送る。
「素晴らしいコメントです。流石は神に仕える聖騎士に孤高の番長ですかね。ですが、そこの戦意喪失したお仲間を庇いながら戦えますか?」
「追い詰められた獲物を甘く見ると痛い目に遭うぜ?」
「ならば、今すぐ息の根を止めてやるわ!!」
「あ、ずるいよ!僕も!!」
メタルシードラモンとピノッキモンが飛び出す。
「…あんまりこういうのは好きじゃないんだけどな…悪いが数で攻めさせてもらうぜ。ウィザーモン。力を貸してくれ…マジックゲーム!!」
突如、マグナモンが5体の分身を作り出す。
「数が増えた!?」
「これは魔法による分身。成る程、このようなことも出来るとは…」
感心したように呟くピエモン。
即座に6体のマグナモンはメタルシードラモンに飛びかかり、5体のマグナモンはメタルシードラモンを滅多打ちにする。
「ぐおおお!?」
メタルシードラモンのクロンデジゾイドの装甲が見る見るうちにへこんでいく。
どうやら同じクロンデジゾイドでも硬度はマグナモンの方が上らしい。
マグナモンの分身達が踵落としをメタルシードラモンの脳天に叩きつけ、地面に落とす。
「ミラクルグリッター!!」
そして本物のマグナモンから放たれた灼熱の閃光を受け、メタルシードラモンは吹き飛ばされた。
「こんの、ブリットハンマー!!」
ピノッキモンはバンチョースティングモン目掛けてハンマーを振り下ろすが、それは空振りに終わる。
「あれ?」
「こっちだ」
背後から聞こえた声にピノッキモンが振り返る前に頭突きを顔面に喰らって吹き飛んだ。
「痛たたた…よくも
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ