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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第26話:獣消滅
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」
「む?お前は…」
「私は成長期のプロットモンよ。」
偉そうにチビモンを見上げるのはテイルモンの成長期のプロットモンだ。
「犬だなお前」
その言葉にプロットモンは過敏に反応した。
「何ですって?」
「ますます猫から遠ざかっちゃってさ!!可哀想に。や〜いや〜い犬、タレ耳犬!べ〜だっ!!」
「あ・ん・た・ね〜!!」
こめかみに青筋を浮かべながらプロットモンが挑発するチビモンに飛びかかると追い掛けっこが始まった。
「おお〜!本当のことを言われたからキレたか?みっともないぜ!!犬野郎!!」
「うるさい!!あっ!!瓦礫に登るなんて卑怯よ!!降りて来なさーい!!」
「降りろと言われて降りる馬鹿がいるか!!馬〜鹿馬〜鹿!!脳味噌まで退化してやんの〜!!」
「ムキィイイイイ!!」
「……何であいつら仲悪いんだよ…?」
「さあな…」
チビモンとプロットモンの喧嘩を見つめながら太一とヤマトがぼやく。
「太一さん達もあれと大して変わりませんよ」
「「ぐは!?」」
光子郎の冷たい言葉に太一とヤマトは一撃でノックアウトされた。
「ふう…」
「お疲れ様、2人共」
「うん、流石に今日は疲れたよ。早く寝たいね」
賢は苦笑しながら言うと向こうから複数の足音がした。
敵の増援かと思ったのだが…。
「ヴァンデモン!!私達が相手に…あら?ヴァンデモンは…?」
加勢しに来てくれたトゲモン達であった。
しかしヴェノムヴァンデモンは既に消えているわけで…。
【……今更遅いわああああああ!!】
大輔達のツッコミがお台場に響き渡った。
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