暁 〜小説投稿サイト〜
デジモンアドベンチャー Miracle Light
第21話:ヴァンデモンの逆襲
[1/5]
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
この場にいる全員が、現れたヴァンデモンに目を見開いた。
「ヴァンデモン!?」
「しまった…つけられた…」
テイルモンが現れたヴァンデモンに目を見開き、バードラモンが悔しそうに呟く。
「お前にまさかそんな力があるとはな。我が石化を解除出来るその力は目障りだな」
「くっ…」
霧の結界のせいか威圧感が以前とは段違いだ。
ウィザーモンは気圧されたように後退する。
「そしてテイルモンよ。お前がまさか最後のパートナーデジモンとはな。」
「………」
ヴァンデモンはこの場にいる全員を見渡すが、やはり大輔と賢はいない。
「奴らはまだいないようだな、一番厄介な奴らは後回しだ。まずは弱い貴様らから始末してやろう。ブラッディーストリーム!!」
「避けろ!!」
今までとは比較にならないエネルギーが込められた電撃鞭を振るう。
ウィザーモンが指示を飛ばすと全員がそれを避ける。
「悠紀夫さん、下がって!!スノーボンバー!!」
ランチャーを取り出してヴァンデモンに向けて雪球を乱射する。
ヴァンデモンはそれを嘲笑うと左手を振るうだけで無力化した。
「なっ!?」
「フラウカノン!!」
この場で唯一の完全体であるリリモンがリベンジとばかりにエネルギー弾を放つ。
しかしヴァンデモンに直撃してもダメージは与えられない。
「ふっ、下らんな。ただ埃を巻き上げるだけかな?」
「そ、そんな…嘘…!?」
リリモンは確かに完全体の中では攻撃力は下の方だ。
しかし同じ完全体の攻撃であるにも関わらず全くダメージを受けていない。
「今度は私の番かな?ブラッディーストリーム!!」
電撃鞭が振るわれ、リリモンは勢い良く弾き飛ばされた。
「きゃああああ!?」
「危ない!!」
勢い良く吹き飛んでいるリリモンの体を巨大な手が受け止めた。
「あ、あなた…」
リリモンを受け止めたのはゴマモンが完全体に進化したデジモンのズドモンである。
「大丈夫かい?」
「丈!?と言うことは、あなたゴマモン!?」
「ああ、完全体に進化したんだ!!」
タケルを乗せてお台場まで行こうとしたのは良いのだが、不運にもメガシードラモンと遭遇してしまって交戦したのだが、やはり成熟期と完全体では力の差が大きく、返り討ちに遭いそうになる。
しかし、丈が紋章を光らせることに成功し、イッカクモンを超進化させてメガシードラモンを一蹴したことで今に至る。
「今度はおいらが相手だ!!ハンマースパーク!!」
ズドモンがリリモンを地面に降ろして、手に持つトールハンマーでヴァンデモンに殴りかかる。
見た目通りズドモンはパワータイプのデジモンだ。
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ