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ヴァンガードG ネクステージジェネレーション degrade
Turn:07 クロノの夢
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ミツキとタツマが姿を消してからミライは行き場のない思いを抱えていた
母が協会経由で聞いたフォールファイターによるファイターの行方不明事件
二人もそれに巻き込まれてしまいファイトに敗れ姿を消した
しかも二人を倒したのはシェンメイだという
「(どうしてなのシェンメイ………この前まであんなに楽しそうに………)」
「ほーら、いつまでも暗い顔してないの」
行き場のない思いを抱えたままのミライの頭をトコハがはたいた
Turn:07 クロノの夢
二人はいま海外出張中のクロノに会いに行くためシンガポール行きの飛行機に乗っていた
「今回は長いよね、お父さんの出張」
「まあ………いろいろとね、あいつの夢にかかわることでもあるから」
「お父さんの………夢?」
ジニアステクノロジー、通称G-テク
その研究所の一つにクロノはいた、研究所所長のクリストファー・ローと相談をしながら歩いていた
「じゃあ、ファイトで倒せればフォールされたファイターを救うことが出来るんだな」
「ああ、だがフォールの実力は確かなものだ」
「大丈夫さ、ミライ達なら………まずはフォールされたファイターがどこにいるのか探さなきゃな」
「その辺も含めてこれから話し合い、ごめんね、せっかく奥さんたちが来るのに」
「晩飯までに解放してもらえれば文句はないですよ」
ミライとトコハはG-テクの受付前に来ていた
「お待たせしました」
白衣を着た長い髪の男性が彼女たちに声をかける
「お久しぶりですトコハさん、クロノさんが手が離せず、少しの間ここを案内するように頼まれました」
「ふふっ、よろしくお願いします」
トコハがあいさつをすると男性はミライの方を見た
「初めましてですね、ここの開発主任をしています、若水ソウスケです」
「新導ミライです………」
「現在はフォールファイターの対策に追われていますが、当研究所では皆さんにヴァンガードをより楽しんでもらえる研究をしています………同時に君のお父さんの研究も支援してるんですよ」
「お父さんの?………」
「おや、知りませんでしたか」
困った様子でトコハを見る若水だが
「いえ、そろそろ話そうと思っていたところだったから、お父さんはね、普及協会のプロジェクトの一環で惑星クレイへ渡る研究をしているの」
「惑星クレイに………」
クレイが本当に存在することはミライも知っている
かつてミライは強すぎるイメージ力がもとで強制的にクレイへの扉を開いてしまった
「最初は宇宙飛行士になって惑星クレイにたどり着こうとしていたんだけど、その後惑星クレイがこの世界とは異なる次元に存在することが分かったの」
「そこで、彼は普及協会に勤めながら、惑星クレイとこちらの次元を安全につなぐ方法を突き止めるための研究を続けていたんです、私
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