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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第15話:兄の不安
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ンだ。因みに大輔とはもう4年の長い付き合いで、ヒカリとは1年の付き合いなんだ」
「1年前!?ヒカリは1年前からお前と会ってたのか!?」
「そう言うこと、ヒカリには美味しいお菓子をご馳走になったぞ。御馳走様でした」
「…そう言えばヒカリ…大輔にやるにしては結構大量に…お前がいたなら納得だ」
「それにしてもお兄ちゃん、どうやってキャンプ場から帰ってきたの?何でコロモンがいるの?ねえ、何で?」
「いや、あのなあ…」
「教えて」
「太一さん、教えて下さい」
「さっさと言えよエクスプロージョンヘッド(爆発頭)」
3人に睨まれながら説明を求められた太一はタジタジになりながらも口を開いた。
「…俺に拒否権は?」
「「「あるわけないでしょ?」」」
「…………やべえ、俺泣きそう」
拒否権は無いと断言されて少し泣きたいと思った太一であった。
「なる程、太一さん達はデジタルワールドに行ってたのか。謎が解けたぜ」
「やっぱりお兄ちゃんずるい」
「デジタルワールドかあ、久しぶりだなあ。今のデジタルワールドはどうなってんのやら」
太一から様々な情報を無理やり吐かせて納得する一同。
「とにかくゲンナイさんに連絡してみようよ」
「そうだね。ゲンナイさんの隠れ家サイトにアクセスしてみようか」
もしかしたらゲンナイに連絡が取れればどうにかなるかもしれないと思った大輔達。
「ゲンナイの爺!?お前らゲンナイの爺も知ってるのかよ!?」
「「1年前から」」
「…そっか」
即答されて脱力する太一。
パソコンを起動させてゲンナイの隠れ家にアクセスするとゲンナイの声が聞こえた。
「おお、大輔にブイモンにヒカリではないか。久しぶりじゃのう。今日は何用じゃ?」
「何用じゃ?…じゃねえだろ糞爺!?」
脳天気なゲンナイの声に不満が爆発した太一。
パソコンを掴んで揺さぶろうとした時。
「お兄ちゃん!パソコンが壊れるでしょ!!」
「あ、すんません」
妹に怒られるお兄ちゃん。
「おお、太一。無事じゃったか…ブラックホールに吸い込まれたと知った時は流石に焦ったがのう」
「あのブラックホールは一体何なんだよ!?何で気付いたらお台場にいるんだよ!?」
「あのブラックホールについてはわしも詳しいことは知らんよ。しかしあれに飲み込まれて現実世界…しかもお台場に転移するとは太一…お主はとんでもない強運の持ち主と言わざるを得んよ。これはわしの仮説じゃが、ダークケーブルの暗黒のパワーが一カ所に纏まり、エテモンと言う強大な力を持ったデジモンと融合したことで簡単に言えば空気を入れすぎて破裂寸前の風船のような状態だったところをメタルグレ
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