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英雄伝説〜西風の絶剣〜
第56話 リシャール大佐との決戦
[後書き]

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 ヨシュアが戦闘中にペラペラと話し出したのは教授が『エステルを混乱させるように場をかき乱せ』という暗示を受けていたからです。
 シェラザード、アガットが戦闘中に激しい頭痛に襲われたのは『アラン・リシャールからリィン達の正体を話したら暗示が溶けると同時に副作用で激しい頭痛に襲われる』ように暗示を受けていたからです。原作ではありませんでしたがこの作品の教授はリィンとフィーが猟兵だとバレないように主要となる遊撃士や軍人に接触して暗示をかけています。
 クローゼ、ティータは遊撃士ではないから、ジンはカルバートから来たばかりで尚且つメンバー内では一番の実力者だったため迂闊に接触はしない方がいいと教授は思って暗示をかけなかったから何もありませんでした。
 そしてリシャール大佐がリィン達の事を詳しく知っていたのはワイスマンに暗示で教え込まれていたからです。写真も彼の仕業です。
 そして当の本人はエステルがどうやってこの状況を切り抜けるか、そしてその後にあるお楽しみを待ち構えてほくそ笑んでいます。
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