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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第14話:8月1日
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ブイモンが爆弾を投下した。

少なくてもメタルグレイモンのギガデストロイヤーかスカルグレイモンのオブリビオンバード級の物を。

「ヒカリが大人になって大輔のお嫁さんになれば大輔の料理を毎日食べられるぞ?」

「「え?」」

「俺は知ってるんだぞ?好きな奴同士は結婚って誓いをして一緒に暮らすんだって、嫌いじゃないなら一緒に暮らせば良いじゃんか。勿論ちゃんと一緒に暮らせるくらいにデカくなってからだけどさ」

「おい、ブイモン。変なこと言うなよな?」

「そうだよお」

ブイモンの言葉を聞いたら変に恥ずかしくなり、大輔もヒカリも声が上擦っている。

取り敢えずヒカリにお粥をよそって差し出した。

「はい、少し早いけど召し上がれ」

少し早い昼食だが、食べた後に直ぐに寝るのもあれだしと思い、食べさせることにした。

「頂きま…」

その時、玄関辺りから間の抜けた音…腹の虫の音が聞こえた。

「「…ブイモン」」

「俺じゃない!!音の出所は向こうだよ!!」

ブイモンが指差した先にはピンク色の物体を抱えたサマーキャンプに出掛けたはずのヒカリの兄の太一の姿があったのだった。
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