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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第667話】
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ヴ・トゥ・ブルー』だった。
「セシリア・オルコット、イギリスで会いましょう。 それでは」
「いや、待てよチェルシーさん!」
徐々に空間へと沈み行くチェルシーにそう声を上げた俺に――。
「……ヒルト様」
何か訴えかける眼差しを向けたチェルシー――消え行く彼女の表情が何処か違和感を感じた俺は――。
「俺もイギリスに行く。 何故貴女がISを所持してるのか、何故俺に訴えかける眼差しを向けたかの理由、知りたいからな」
「…………」
言葉を発することなく消えていったチェルシー。
喧騒渦巻く中起きた一連の出来事――エクスカリバーが発端となる事件の幕開けだった。
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