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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百五十一話
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子に突っ込まれていた。
「円香、肉だけじゃなくて野菜も食え」
「ちゃんとたべたよ?」
「もうちょっと食べないとバランスが悪い。
オータムお前もだ。ちゃんとバランス考えて食べないと筋肉達磨になるぞ」
「え…なにそれ。こえぇんだけど」
「気功は勝手にカロリーが燃えるからな。太る事はないが痩せ過ぎたり筋肉が付きすぎたりするぞ」
「箒ちゃんはそこら辺ちゃんと管理してるもんねー」
「ああ。3ヶ月くらい体重と体脂肪率を乱高下させながら調べたぞ」
「え、箒、お前が爆食いしてたのってそれだったの? 言ってくれりゃいろいろ手伝ったのに」
「…………」
箒が無言で爪楊枝を投げる。
一夏は両手が塞がっていたので、仕方なく髪の毛で掴んだ。
「なぁ、別にやるなとは言わんが流石に両手塞がって時はやめれ。
高速術式編纂とか疲れるんだけど」
「平気な顔でよく言うな」
一夏は髪で掴んだ爪楊枝を卓に下ろし、魔法を解いた。
「…………………」
「いや柳韻さん。そんなに見ないでくださいよ。
俺の後頭部に口なんてありませんって」
ぶふっ! と数人が吹き出した。
ごほごほと噎せている。
「なんでスコールまで坪ってんの?」
「ぷく…ぷくくく…坊や、ちょとまっ…ぶふっ…」
最近気功を習い始めた四人が首を傾げる。
(あ、不思議そうに首を傾げるオータム意外と可愛い)
「ふふ…ごめんなさいね坊や。最近色々調べてるのよ。モンスターやヨーカイについてね」
「それまたどうして?」
「貴方みたいな人外に襲われたら一たまりもないじゃない」
「スコール。既に実感してるとおもうけどさ、調べたら調べたで一層怖くなるやつだぞそれ」
スコールはそっぽを向いた。
「まぁ、いいや…。」
「なるほど最近やけにスコールが甘やかしてくれると思ったら自分が怖いのを誤魔化し…ふむぐっ」
「オータムー? ちょーっと黙ってなさい?」
「むーむー!」
スコールがオータムの口をアイアンクローで封じる。
「いやぁ…賑やかでいいなぁ…」
「貴方、年寄り臭いですよ」
「…………」
side in
現在時刻、14:31。
「では、いくぞ」
円香達の前で、箒が残像分身を披露する。
「え!? なにこれすごい! 本当に箒ちゃん分身してる!」
「箒、お前それ宴会芸くらいにしか使い道無いってわかってる?」
ぴたっと箒が停止した。
「………………………………言うなよ」
なんだかんだで締まらねぇ1日だった。
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