暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百五十一話
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
子に突っ込まれていた。

「円香、肉だけじゃなくて野菜も食え」

「ちゃんとたべたよ?」

「もうちょっと食べないとバランスが悪い。
オータムお前もだ。ちゃんとバランス考えて食べないと筋肉達磨になるぞ」

「え…なにそれ。こえぇんだけど」

「気功は勝手にカロリーが燃えるからな。太る事はないが痩せ過ぎたり筋肉が付きすぎたりするぞ」

「箒ちゃんはそこら辺ちゃんと管理してるもんねー」

「ああ。3ヶ月くらい体重と体脂肪率を乱高下させながら調べたぞ」

「え、箒、お前が爆食いしてたのってそれだったの? 言ってくれりゃいろいろ手伝ったのに」

「…………」

箒が無言で爪楊枝を投げる。

一夏は両手が塞がっていたので、仕方なく髪の毛で掴んだ。

「なぁ、別にやるなとは言わんが流石に両手塞がって時はやめれ。
高速術式編纂とか疲れるんだけど」

「平気な顔でよく言うな」

一夏は髪で掴んだ爪楊枝を卓に下ろし、魔法を解いた。

「…………………」

「いや柳韻さん。そんなに見ないでくださいよ。
俺の後頭部に口なんてありませんって」

ぶふっ! と数人が吹き出した。

ごほごほと噎せている。

「なんでスコールまで坪ってんの?」

「ぷく…ぷくくく…坊や、ちょとまっ…ぶふっ…」

最近気功を習い始めた四人が首を傾げる。

(あ、不思議そうに首を傾げるオータム意外と可愛い)

「ふふ…ごめんなさいね坊や。最近色々調べてるのよ。モンスターやヨーカイについてね」

「それまたどうして?」

「貴方みたいな人外に襲われたら一たまりもないじゃない」

「スコール。既に実感してるとおもうけどさ、調べたら調べたで一層怖くなるやつだぞそれ」

スコールはそっぽを向いた。

「まぁ、いいや…。」

「なるほど最近やけにスコールが甘やかしてくれると思ったら自分が怖いのを誤魔化し…ふむぐっ」

「オータムー? ちょーっと黙ってなさい?」

「むーむー!」

スコールがオータムの口をアイアンクローで封じる。

「いやぁ…賑やかでいいなぁ…」

「貴方、年寄り臭いですよ」

「…………」









side in

現在時刻、14:31。

「では、いくぞ」

円香達の前で、箒が残像分身を披露する。

「え!? なにこれすごい! 本当に箒ちゃん分身してる!」

「箒、お前それ宴会芸くらいにしか使い道無いってわかってる?」

ぴたっと箒が停止した。

「………………………………言うなよ」

なんだかんだで締まらねぇ1日だった。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ