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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百五十話
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クラスになったら竹刀で第二世代ISに善戦できるよ」
スコールが化け物を見るような目で箒を見る。
「あ、魔法込みなら箒が絶対勝つよ」
「今の私とホウキ・シノノノが戦ったら?」
「んー……まだISに慣れてないし箒が勝つんじゃね?」
スコールは少しムッとした表情をした。
「あらそう。なら少しでも早く慣れる事にするわ」
「がんばれ〜」
一夏は手をヒラヒラとふって、今度は箒の所へ脚を向ける。
「痛かったぞ」
と何故か超高速で反復横飛びをしながら答える箒。
「うん。知ってる」
箒が想子徹甲弾を一夏に射つが、サイオンをウォールに阻まれる。
「箒。一応言っておくがこの義手も痛み感じるんだからな?」
淡く白く光る腕を箒に見せる。
「サイオン管が通っているのか?」
「着けてる時はな。やっぱりサイコマテリアルってよくわかんねぇわ」
「お前なら解明出来るのではないのか?
サイコEカーボンを作ったのはお前だろう?」
「サイコシャードは無意識が関わってくるから無理だな」
「そんな物か………」
箒は興味を失ったように話を切り上げた。
「ところで箒」
「なんだ?」
「結果は出たのか?」
結果、というのは体力テストの結果だ。
「うん?」
箒はウィンドウを操作し、コアを通し結果を一夏に見せる。
その結果は一夏をして眼をむくものだった。
「………………お前さ、こんな身体能力どうする気?」
「私をこうしたのはお前だろう?」
「そーだけどもさぁ……」
「ちなみに今は反復横飛びで分身できないか挑戦中だ」
大真面目な顔で反復横飛びの速度をあげる箒。
「お前はどこのタコ教師だ」
「もうちょっとでいけそうなんだがなぁ」
「取り敢えず話すのをやめたらいいと思う」
「なるほど」
無言。ひたすらの無言。
ただ無言で超高速反復横飛びをする背の高い女とソレを見上げるロリ。
ひたすらシュールな光景だった。
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