暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百五十話
[1/3]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
地底湖 水上

ヴォン…フォン…ヴオン…バチチィッ!

「どうしたどうした? 動きが悪いぞオータム」

ガ・ジャルグを纏ったオータムのビームクローをビームサーベルで受ける。

「安心しろ、ビームサーベルで刺されても俺は死なん」

「くそっ…!」

後退したガ・ジャルグの手から放たれたGNバルカンを対粒子障壁でガード。

これはビーム弾を一つのオブジェクトと定義することで防ぐ魔法だ。

手を握り混み、指輪に力を注ぐ。

「そらっ! お返しだ!」

散ったGN粒子をかき集め、オータムへ返す。

が、肩部フィールドジェネレーターが起動し、防がれた。

「スキンクローズ」

手足の人工皮膜を量子格納庫に入れる。

手足のサイコシャードが淡く白く光る。

「そら来い。俺としてもお前にはさっさとガ・ジャルグに慣れて貰わねぇと困るんだ」

オータムがGNメガランチャーを展開し、構える。

トリガーが引かれ、光の奔流が溢れ出す。

「PSS」

手足のサイコシャードの形を変え、球状に成形しその上に障壁を張る。

圧を感じたが、貫通はされなかった。

光が途切れると同時に、PSSを解除。

少し離れた所に全サイコシャードで巨大な手を形つくる。

フィィィィィィィン…! とサイコシャードが振動し始める。

「偽典・アームドアーマーVN」

直径一メートルほどの拳でガ・ジャルグをぶん殴る。

「きゃぁっ!?」

あら可愛い悲鳴。

ぶん殴られたガ・ジャルグは壁にめり込んで停止した。

『一夏。やりすぎではないのか?』

『坊や、もう少し手加減してあげられない?』

箒とスコールからブーイングである。

「おーい。生きてるかオータム? 休憩挟んだらスコールと模擬戦だぞー」

「お、おう…生きてるぜ…」

ガラ…、と岩からガ・ジャルグが出てくる。

「あ、あとスコールとの模擬戦やったらファングの練習ね」

side out











10:17

「あー、もう、そうじゃない。違う。
こう、ファングはこう動かすんだよ」

「わかるわけないだろう!?」

ガ・ボーとガ・ジャルグの模擬戦が終わった後、オータムはファングの扱いを、スコールはクラビカルウィングの扱いを習っていた。

一夏はソードビットを動かしながらオータムに説明しているが、ビット系の操作は感覚が物を言うのであまり効果が上がらなかった。

「チッ…めんどくせぇ…阿頼耶識使うか…?
でもなぁ…ISだしなぁ……。まぁ…単一方向なら大丈夫か…」

一夏がガ・ジャルグの操作ウィンドウを開き、ドラッグ・デリバリー・システムを起動した。
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ