暁 〜小説投稿サイト〜
デジモンアドベンチャー Miracle Light
第7話:3人組
[2/5]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
「普通?その言い方だと特別なデジメンタルもあるような発言だね?」
「おう、メタル属性のデジメンタルでな。メタル属性は2つあるんだけど、もう1つの…箱っぽいのがあって、それで進化したブイモンは金色の騎士になって、滅茶苦茶強いんだ」
希少なデジメンタルで進化した個体には、完全体に匹敵する個体だけでなく究極体と同等レベルの個体もいるために一部のデジモンに関して言えばアーマー体は、成熟期から究極体まである世代と言える。
「へえ、ブイモンも進化したことあるの?」
「ない」
ヒカリの問いにブイモンはメタル属性のデジメンタルを使用してのアーマー進化はしたことがない。
メタル属性には2種類あり、適合するデジモンの中でも飛び抜けて強い個体にしか使用許可が出なかったようである。
しかもメタル属性のデジメンタルは高純度のクロンデジゾイドメタルで精製された物なので数が非常に少ないのでブイモンが進化したことがないのは当然と言える。
「俺も結構良い線行ってたんだけどなあ…」
深い溜め息を吐きながらブイモンは空を見上げる。
自分が現実世界に来てから大分経つが…一体デジタルワールドはどうなっているのだろうか…。
デジタルワールドの情報処理速度が非常に活性な時期のために、向こうでは数千年の時が経っており、ブイモン達古代種は完全に消え去り、今は末裔が何体かいるだけの状態だ。
早くパートナーに会えた代償に真の同族達とは会えなくなってしまったのだ。
「ブイモン、寂しい?」
「んー、ここしばらく同族を見てないからな〜」
こればかりは現実世界で解決出来ないからどうしようもない。
「まあいいさ、今はデジタルワールドよりこっちのことが先決だ。」
現実世界に現れるデジモン達のことを優先すべきだとブイモンは思考を切り替えた。
「そうだね、おやつ食べよ?」
「あ、ヒカリちゃん。作ってくれたの?」
「勿論だよ。大輔君と賢君が頑張ってるし…私にはこれくらいしか出来ないもん」
「なーに言ってるんだよヒカリちゃん。ヒカリちゃんがいるから俺もブイモンも頑張れるんだ。そんなこと言わないでくれよ」
「そうだぞヒカリ。秘密を共有出来る仲間は結構ありがたいんだ。ヒカリのおかげで色々助かってるんだから気にしない気にしない」
「…ありがとう」
ヒカリお手製のおやつを食べながら大輔達はホッと一息を吐いた。
「……ん?」
賢は頭にかかった冷たい物に疑問符を浮かべ、顔を顰めながら空を見上げた。
「…雪?」
「「「へ?」」」
賢の呟きが信じられず、上空を見上げると確かに雪が降っていた。
「なあ、ヒカリちゃん」
「何?」
「今、夏だよな?」
「う
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ