暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜風の名を持つ者〜
73層
[1/3]

[8]前話 前書き [1] 最後
「ホーリー・ストーム!」

片手剣上位スキルで切り裂く。ホーリー・ストームは一撃の強さが半端なく強いSTRに振りまくった俺が繰り出したら最強の一撃だ

スカル・フィアーなるボスのHPゲージが一段階下がった。が、スカル・フィアーの武器である太刀が俺に振られていた。それをガードして一旦離れ、凄まじい速さで接近する

「バーチカル・スクエア」

今度は四連撃の技だ。スカル・フィアーの弱点である頭に当たりスカル・フィアーのHPがなくなり消えた

「久し振りにやってしまった……これでまた噂がたつな……」

剣を納めながら呟く。目撃者はいないのだが、ここに俺がいるというのは知り合いには言っておいた。だが来るのが遅すぎたのだ。また一人でやってしまった……ボス狩りを………こんなの45層以来だな……

「まあいっか、また消えよっと……」

そう言って次の層、74層へ足を運ぼうとしたその時

「フウリ!大丈夫か!?って………お前まさか……一人で……」

はい来た、俺の知り合いCことボン クライン。こいつはギルド、風林火山のリーダーでアホで、腐れ縁だ。やつは一人では来ず、ギルドメンバーを連れてきている

「お前やKobやキリトが遅いから勝手にやらせてもらったよ。まあ無傷だから許してくれ。レアアイテムはやらんがな」

「そんなもんいらねぇよ!45層で死にそうだった時に言ったよな!もう二度と一人でボスと戦わないと!俺やキリトとの約束だろ!やっと一人で戦わなくなったと思ったのによ!死んだらどうすんだよ!」

クラインは俺を心配してくれているんだな……こんな俺を…キリトもクラインより早く来たらこんなこと言ってたんだろうな

「すまなかった。31〜45層での嫌な癖が出ちまった……またしばらく前線には出ないよ。……ちゃんと罰は受ける」

クラインのいる73層の方へ歩いていく

「あの、クラインさん、あいつ誰ですか?」

風林火山のギルメンが俺を指差して言う

「『風』の二つ名を持つ最前線を駆ける俺の知る限り最強のプレイヤーだよ。だがまだ何か隠してそうなとこがあんだよなぁ。お前も聞いたことあるだろ?『風』」

「あんなめちゃくちゃ子供っぽいやつがあの『風』!?」

おい聞こえているぞ

「俺はきっと16になったとこだ!子供なんて言うな!」

あれがレッドプレイヤーなら殺していたのに

「今のは禁句だぞ。あれ言ったレッドプレイヤーは瞬殺されている。オレンジプレイヤーもたまに殺されるぞ。そんだけ自分の容姿を気にしてるんだよ。俺なんて初めは女と思ったし」

クライン…お前の目は節穴だったのか……

「すいませんでした!」

俺なんかに土下座してきた。こういう素直なやつは嫌いじゃない

「別にい
[8]前話 前書き [1] 最後


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ