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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百四十九話
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いている。

これを逆転するには団対抗リレーで勝つしかない。

のだが……。

「ん? どうかしたか一夏?」

「どうしたのそんな顔をして?」

コイツら出るんだよなぁ…。

あと俺も。

「なんでもないよ…。取り敢えず部活動対抗リレー始まるから見とこうぜ」

部活動対抗リレーでは各部活動が各々のアピールをするために出場する。

例えば文化部なら科学部がペットボトルロケットブースター着けて出るのもオッケーだし、家庭科部がお菓子を撒きながら走るのもOK。

運動部はガチリレーだし、剣道部は竹刀を降りながら、弓道部は騎馬戦方式で流鏑馬をやったりする。

「ほぅ。ロケットブースターか」

「科学部の奴は何考えてるんだ?あんなの重くて走れないだろ…」

「まて、ツッコミ所はソコじゃねぇよ弾。
出場する六人全員に二リットル掛ける五本のブースターをつけさせてる所だろ」

「箒。アンタならなん本行ける?」

「着けない方が速いのではないだろうか…」

お前はそうだろうな。

号砲が鳴らされ、文化部がスタートする。

科学部は順にブースターを使って加速する。

あ、オカルト研究部に水がかかった。

で、案の定科学部とオカルト研究部のおっかけっこが始まった。

まぁ、オカルト研究部の奴らも笑ってるしいっか…。








午後の競技も一通り終わり、残るは団対抗リレーだけとなった。

各団二チームを選出して走る。

第一走者は他のクラスの男子、第二が鈴、第三が俺、第四が箒、第五からは二年生となる。

各学年四人計十二人で走るので結構長い。

『オンユアマーク』

アナウンスが流れ、号砲係がトリガーに指を掛ける。

走者がスタンディングスタートの体勢を取り…

ぱぁん! と号砲が鳴った。

いけぇー! と生徒席から声援が上がる。

「鈴。あんまりやり過ぎるなよ?」

「わかってるわよ」

鈴がトラックに出て、バトンを受けとる準備をする。

俺達のチームは現在三位だ。

鈴がバトンを受け取り、駆け出した。

「おー。はえぇはえぇ」

あと、見る人が見たら鈴の脚が若干光ってるのがわかるだろう。

まぁ、靴までカバーしてないから靴底ボロボロだろうけどな。

後で直してやるか。

「次はお前だぞ。『姫巫女』」

「そっちこそ準備はいいのか『姫侍』」

鈴はトップに踊り出て一周を終えようとしていた。

「鈴!」

「頼んだわよ一夏!」

バトンを受けとり、脚を動かす。

あくまでも人の速さで。あくまでも中学生の速さで。

靴に硬化魔法を掛けておく。

箒なら気功を纏わせるのだろうが
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