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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百四十九話
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うのは先生って意味の言葉だよ円香ちゃん。
家の主人はどうやらユート…一夏君を尊敬しているらしくてね」

おいシャオシン。人のセリフを食うな。

「当たり前だろう。夏天大人は尊敬に値する」

「私はどうなのかしらあ・な・た?」

「……ふっ」

あ、シャオシンの笑顔が固まった。

ハオさん御愁傷様です。

「じゃー皆。お弁当にしよっか」

束さんの掛け声で、ハオさんと奥さんが弁当を出す。

どっちも重箱だ。

束さんも重箱を出す。

人数が人数だ。ちょうどいいだろう。






食事を終え、少し抜けさせて貰う事にした。

向かった先は五反田家の所だ。

「弾。ちょっとこっち来い」

「ああ、わかった」

厳さん達に会釈し、弾を借りる。

「なぁ、一夏。何処行くんだよ」

「校舎裏だ」

弾の手を引き校舎裏へ。

今日は校舎一帯は立ち入り禁止なので人は居ない。

廃棄されていたベンチに弾を座らせる。

「地にまします神々よ。我らを神秘の裾に匿いたまえ」

認識阻害結果を展開。

弾の腕のガーゼをつまみ……ビィッ!

「いっでぇぁ!?」

「我慢しろバカ」

未だに僅かに血が出ている。

とても『おいしそう』だ。

「んじゃ、いただきます」

弾の傷口に舌を這わせる。

鉄の匂いがする甘い液体を啜る。

「ちょっ…おい一夏!?」

「うるせぇ黙ってろ。こっちも我慢の限界なんだよ。ったく…近くで血の匂いなんぞぷんぷんさせやがって……」

手、脚、顔…全てのガーゼをひっぺがして血を啜る。

「ふぅ、ご馳走さま」

ガーゼに再生を使い、粘着力を回復させて元の場所に戻す。

流石にあの大怪我が短時間で治るのはまずいのだ。

「弾、戻るぞ」

「お、おう」









午後の部が始まった。

昼食後の応援合戦が終わって次の競技は男子の『棒登り』だ。

例の棒の上に籠があり、それを立てた状態で旗を入れたり出したりする。

トラックの直線の端のラインに棒が四本、反対側に走者と土台が並ぶ。

第一走者が旗を棒のてっぺんの籠に入れて戻り、第二走者が旗を回収し第三走者へ、第三走者は旗を入れ第四走者が旗をスタート地点に戻し終了だ。

赤白両団二チーム計四チームが争う。

で、俺は第四走者だ。

「弾」

土台の弾に声をかける。

「例のやつ、やるぞ」

「マジかよ…」

号砲が成り、土台と第一走者が駆け出す。

直ぐに人の階段が作られ、各組旗を入れる。

戻ってきた第一走者が第二走者に交代。

第二走者が全力疾走で棒まで走り、階段を駆け上
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