修行U
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、神器の使用に慣れるために実践的な神器の使用も行っている状況です」
一誠とアーシアは2人とも疲れ気味な様子だ。
余程、ウィスから課された修行メニューが堪えた様だ。
「では、祐斗はどうだったかしら?」
自身の成長は実感している。
朱乃と自分は己の力を自覚し、強くなっていることを体感している。
ならば祐斗はどうか
「はい、僕もウィスさんとの修行を通して戦術の幅が広がっていることを実感しています」
祐斗の反応も悪くない。
「それは良かったわ、祐斗」
それじゃあ、小猫は……
「何だかいやらしい視線ですね」
見ればスケベな顔を浮かべる一誠を小猫が睨み付けていた。
果たして一誠は何を思い浮かべていたのか
「いやいや、そんなことないよ!?」
小猫の非難の視線に一誠は目に見えて狼狽している。
煩悩がダダ洩れだ。
「さて、食事も済んだし、お風呂に入りましょうか」
「お風呂……ッ!?」
リアスのお風呂宣言に鼻の下を伸ばし、煩悩がダダ洩れの一誠
これはいずれ一誠の煩悩を矯正する必要があるのではないかとウィスは思案する。
人格面に影響が出ない範囲で日常生活の面で煩悩が漏れないレベルまで矯正出来ないだろうか
「何、一誠?私達と一緒にお風呂に入りたいの?」
揶揄う様にリアスはその魅惑的な笑みで一誠を見据える。
「アーシアは愛しの一誠ならば大丈夫かしら?」
弱々し気にアーシアは首肯し、頬を染める。
「朱乃はどう?ウィスを誘ってみては?」
朱乃は頬を染めながらもウィスに期待した視線を向ける。
対するウィスは無反応
「そういうわけでウィスもどうかしら?背中、流すわよ?」
快活な笑みを浮かべ、リアスはウィスに近付く。
朱乃も同様だ。
だが、その浅慮な発言が彼女達の運命を変えることになった。
「随分と余裕な様子ですね。まだまだ元気そうで何よりです」
どうやらアーシアに回復してもらい、食事も終えたことで余裕が生まれたようだ。
だが、今の言葉は看過出来ない。
「そんなリアスと朱乃には特別に夜のスペシャルメニューを受けさせましょう」
この場にリアス達を招いたのは決して一緒にお風呂に入るためではない。
そのことの再確認も込め、その身に叩き込むとしよう。
「ふぁ!?」
何故……ッ!?
「え、ちょ、ウィス……ッ!?」
「これ以上の修行は明日に響いてしまいますわ、ウィス!」
ウィスの肩に担がれた両名が顔を青ざめた表情で絶叫する。
「それに私達、これからお風呂に入って休憩しないと!」
「そうです!修行の後ではお風呂
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