第1巻
記録画面を見る三人娘×王都への帰りと八重と共にリフレットへ
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ろで一真さんは魔法屋に何用で来たのですか?」
「無属性関連の本をいくつか、六属性のも魔法書も見てみたいと思ってな」
軽く話してから買って俺はゼロのとこに戻るので、近くまで来てから別れた。宿屋のミカさんにも土産をお買い上げ、ゼロのとこに戻るとまだ誰も戻っていなかった。ドライグは頭上で寝てたから静かにしてた。
「ゼロ、三人娘は何を買うと思う?」
『そうですね、かなりの荷物を抱えてきそうな気がします』
「あー想像すると荷台に乗らないぐらい買ってきそうだ」
『それより私はまだ喋らないままの方がいいのですか?』
「機械が喋る事自体がこの世界には無い事だからな、ドライグが喋った事も驚いてたが」
先に運転席に乗って夕方まで寝てた、窓からノック音が聞こえたので起きると荷物を地面に置いた三人娘。どんだけ買ったんだよ、白金貨を持ってから金銭感覚が崩れそうな気がする。
「一真さんは何してたんですか?」
「俺は簡単な買い物をしてただけで、あとはここで寝てたよ。運転するのは集中力いるからな」
「これ全部入るかしら?」
「荷物は俺が預かるよ。空間の中に」
魔力付与がかけられたコートなどいらんし、全属性の攻撃魔法軽減&対刃耐熱耐寒対激効果。金貨八枚らしいが、全員が座ってから俺が使うゲートを使って帰る。とりあえず王都を出てからじゃないと。
「王都から離れたからそろそろ使うか」
「無詠唱でゲート使えるのは便利ですよね」
「一真殿しか使えない魔法でござるか?」
「無属性魔法の【ゲート】は一度行った事があるとこしか使えんが、俺が使うゲートは一度も行った事がない場所でも行けるのさ。じゃ、進もうか」
軍用車が光の門に進むと王都付近からリフレットの人気がない場所まで到着、夕陽は変わらないが車で三日の距離が一瞬で行ける。暗くなってきたからザナックへの報告は明日にしよう。
『銀月』の前で止まり、軍用車を空間内に戻してからミカさんに帰ってきた報告しに入る。するとそこにいたのはミカさんではなく知らんオッサンが受付をやってた、もしやミカさんの親?
「いらっしゃい。お泊りで?」
「ん?俺らはここの宿泊客だが」
「ああ、泊まってるお客さん達かい。すまんな、見た事なかったから」
「あれ?皆帰ってくるの早くない」
厨房からエプロンをしたままのミカさんが現れた。やはりと言うか俺らが旅立った後に遠方の仕入れから帰ってきたんだと。
「ドランだ。よろしくな」
「よろしく、調達と言う事は調味料とか?」
「ああそうだよ。この辺りじゃ塩や胡椒が無くてな、他店の者らの分で大量に買ってきたのさ」
「ドランさん、この子の部屋を頼む」
「あいよ」
八重の背を押して
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