第1巻
公爵家からの謝礼×対ソードレック子爵戦
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・!」
「母上!!」
ボロボロとエレンの目から涙が零れて来たと思えば、三人纏めて泣き始めた。五年振りに見る娘と夫の顔を見れたのだから当然の結果だ、泣きながら笑いながら見つめ続けてた。
傍で見守っていた三人娘も泣いていたが嬉し泣きなのか?俺だけ泣いてないから酷いと言われてしまうが、正直に言うと神の力を使えば感動しても涙を流す事はない。失敗を恐れないから逆にホッと一安心。
「君達には本当に世話になった。感謝してもし切れない程、娘だけでなく妻まで救ってくれるとは本当にありがとう」
「ま、神の力を使える俺だから出来た代物だから素直に受け取っておくよ。アルフレッド」
「にしてもアレが創造神黒鐡様とは、初めて見たし本当に奇跡としか思えない程だ。一真さん」
俺が神の姿、大天使化ではないが翼の枚数を見た事により公爵から名前で呼び捨てを許可された。俺は呼び捨てだがあちらはさん付けだが、今いる場所は応接間でスゥはエレンの寝室におる。
「一真さんと君達にはきちんとした礼をしたい、レイム、例の物を持ってきてくれ」
「畏まりました」
「まずはこれを。少々遅くなったが、娘を襲撃者から助けてもらった事と道中の護衛に対する謝礼だ」
「そりゃどうも。おいおいマジかよ、白金貨が四十枚も入ってるぜ」
白金貨が四十枚も入ってる事に驚愕してた三人娘、金貨の上の貨幣で一枚で金貨十枚分。俺は普通に受け取るがコイツらは、まあ冒険者として今後を見るなら資金として受け取る事に。
「それとこれを君達に贈ろう」
「四枚のメダル?」
「我が公爵家のメダルだ。これがあれば検問所を素通り出来るし、貴族しか利用できない施設も使える。何かあったら公爵家が後ろ盾になると言う証さ。最も一真さんには必要だとね、プトレマイオス神国から発行されたカードよりこちらの方がより身分証明になってくれる」
「確か公爵家御用達の商人とかに与えられる物だった気がする」
メダル一つ一つに俺らの名前と単語が刻んであり、同じ物は一つもなくて紛失した場合に悪用されるのを防ぐ為なのだと。エルゼには『情熱』でリンゼには『博愛』で八重には『誠実』と刻まれていた、俺には『奇跡』と刻まれてたが確かにアレを奇跡だと思うな。
金の方は十枚ずつ四等分にして、そのまま空間に入れて保管したが残りはアルフレッド経由でギルドに預けたらしい。もし他の町に行っても下ろせるような感じ、銀行みたいだが玄関へ向かう。
「また遊びにくるのじゃぞ!絶対じゃからな!」
アルフレッド一家の熱烈な見送りを受けながら本来のミッションであるソードレック子爵へ向かう。どうやら八重が前に話した父親に世話になった方が子爵、車ですぐソードレック子爵の家に止まる。
門番にザナックの名を出
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