第二章
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後から来た山縣有朋からその話を聞いて眉を顰めさせた。
「共産主義じゃと」
「はい、わしが死ぬ間際辺りに」
山縣は若い時の姿で龍馬に話した。
「出て来て」
「露西亜が共産主義に染まってか」
「ソ連という国になりました」
「それでその共産主義ちゅうんがか」
「革命と称して露西亜の皇室や貴族や革命に反対する者を皆殺しにしています」
「皆殺しか、それはいかんぜよ」
龍馬は山縣から共産主義の話を聞いて顔を顰めさせた。
「しかも神も仏も信じんのか」
「そうしたものは一切」
「そうした連中か」
「そのうえで自分達に賛同しない者はです」
「皆殺しか」
「そうしています」
「危ない連中じゃのう」
龍馬は彼等、共産主義者についてこう言った。
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