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射水市のご当地キャラクター
第二章
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「県庁そして知事さんにね」
「そうしてですか」
「街の宣伝をしよう、ご当地応援キャラクターも」
 それもというのだ。
「ゆるキャラと一緒でね」
「人気があるからですね」
「それでやっていこう、新潟にも金沢にも負けていられないし」
「岐阜にもですね」
「そう、だからね」
 それ故にというのだ。
「積極的にやっていこう」
「派手にですね」
「イミズちゃんが言う様にね」
 こう話してだ、そしてだった。
 イミズは応援キャラクターとしてこれまで以上に頑張ると言うことでこれまで以上に活動を活発にさせたのだった。
 歌って踊って動画をあげてだ、そうするとだった。
 これまで只の応援キャラクターだったがそれでもだ、歌と踊りが動画サイトでも人気が出た。特に。
 市役所の人はイミズに話した。
「街の観光名所や美味しいお店の紹介がね」
「受けてますか」
「うん、実際に県内だけじゃなく県外からね」
「人が来て」
「いい感じになってるよ」
「それは何よりですね」
「応援キャラクターとして」
 そしてだった。
「歌と踊りがね」
「人気が出ていますね」
「うん、それにね」
「それに?」
「一番人気があるのは」 
 それはというと。
「イミズちゃんが色々市内を宣伝した」
「あの動画ですか」
「色々紹介したけれど」
「あの時は」
 イミズはその話をされるとだた、どうにもだった。
 難しい顔になってだ、市役所の人に話した。
「何かとお話に苦労しました」
「それぞれの場所を事前に勉強してね」
「台本も覚えてでしたし」
「うん、けれどその紹介がね」
「人気だったんですか」
「そうだったんだよ」
 こうイミズ本人に話すのだった。
「本当に」
「そうなんですか」
「だからこれからもね」
「市内の有名なお店や名所の宣伝をですか」
「時々でもしてくれたら」 
 そうしてくれたらというのだ、イミズが。
「嬉しいよ」
「市の宣伝になるんですか」
「イミズちゃん自身の人気もあがってるよ」
「私の紹介が」
「ご当地応援キャラクターはねはやっぱりね」
 市役所の人はイミズにこの現実を話した。
「市の紹介もね」
「仕事ですか」
「そう、そしてね」
「人気が出て宣伝にもなるんだよ」
「そうなんですね」
「地元の紹介をしないご当地キャラクターは」
 それこそとだ、市役所の人はこうも言った。
「殆どいないんじゃないかな」
「そうですか」
「有名なゆるキャラも今はメジャーになっている人も」
 今もというのだ。
「大抵水着になってるからね」
「ご当地キャラクターのお仕事ですか」
「歌や踊りと並んでね、あと今度予算は少ないけれど」
 市役所の人はイミズにあらためて話した。
「地元の劇団
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